この記事では部活で忙しく時間がない中学生が、無駄な勉強時間を省略する方法が分かります。

現役の教員である僕が、ズバリ教えます!
最悪の勉強法
勉強ができるようになるためには、勉強に割く時間を増やすことが重要だと考えていませんか?
その結果、陥るのが「たくさんの問題を解く」という最悪の勉強法です。
分かります。
確かに、「たくさん問題を解けばなんとかなるだろう」という考えに立った勉強法が一般的な手法だと思います。
たくさんの問題を解くのはオススメしない
たくさんの問題を解くという手法はタチが悪い部分があります。
それは、自分は勉強ができると思っている生徒ほどこの手法に陥りやすいということです。
ただでさえ時間のない生徒に対して、たくさんの問題を解くという勉強法は間違っています。
部活と勉強を両立したい生徒の落とし穴
確かに、テスト前にすべての問題をパーフェクトに勉強すれば100点が取れるというのは、ある意味では理にかなっています。
僕も学生時代に、この考え方で勉強していました。
でも、この方法は暗記やつめこみ式の学習が主体である定期テストなどの一部のテストでしか通用しません。
しかも、時間的に余裕があれば可能な勉強法です。
この勉強法では、模試や受験で苦戦することは想像に難くありません。
たくさんお問題をこなす勉強法では部活動との両立を目指す中学生は、両立できないときが必ずやって来ます。
量ではなく質で勝負するべき
時間が少ないので、たくさんの問題をこなすことができないわけですから量で勝負しても結果は見えています。
質で勝負するべきなのです。
とはいえ、質とは何でしょうか?
発想を変えて、『限られた時間内で成果をあげるにはどうすればいいか』を考えればいいわけです。
合理的な勉強法とは
限られた時間内で成果をあげるために、僕のオススメする合理的な学習法は『全体を意識する』ことです。
いまいちピンときませんね。くわしく説明します。
全体を把握すること
その答えは『全体を意識する』ことです。
そうすることで、迷うことなく勉強することが出来ます。
したがって、無駄な時間を省略することができるのです。
なぜ、道に迷うのか。それは目の前の道だけを見て地図を見ていないからに他なりません。
やみくもに勉強するのではなく、全体を意識しながら勉強することが重要になります。
具体的にはどうすればいいのか
では、具体的には何をすればよいのかが気になりますよね。
全体を意識するためにオススメの方法を紹介します。
それは『もくじをコピーすること』です。
もくじが無ければ、テスト範囲の分野を教科書の順に箇条書きにしてリスト化します。
もくじやリストを地図代わりにするわけです。
簡単なことですが、この作業によって勉強しながら自分がどこを進んでいるのか、全体の中の位置づけを確認することができます。
まとめ
限られた時間内で成果をあげるために僕のオススメする合理的な学習法は『全体を把握する』ことです。
もくじや単元内容をリスト化して体系的に学習できるようにしましょう!
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