期末テストで出題される副教科はテスト範囲が狭いので、高得点を取るのが当たり前です。
ところが、高得点を取る生徒がいる一方で、副教科を苦手とする生徒も存在します。
副教科はきちんとポイントを押さえることによって、高得点を取ることが可能になります。
この記事では「副教科の勉強法」が分かります。
以下は僕の自己紹介です。

副教科の勉強法
期末テストの副教科は教科書からの出題というよりは、授業中の説明や授業中に配布されたプリントから出題されることが多いです。
副教科のテストは、各学校・各教科の先生のオリジルの問題になることが多いので、次の2点を押さえることが重要になります。
- 先輩に出題傾向を聞く
- 先生と良い関係を作る
副教科の先生は大抵の場合、各教科1人の学校が多いです。つまり、前年までの問題を入手できれば傾向をかんたんにつかむことができます。
先生と良い関係を作ることも重要です。先生と良い関係をつくることができれば、テストの出題ポイントをこっそり教えてくれたりします。
良い関係を作るコツは、「授業態度を良くすること」や「提出物を期限内に確実に出すこと」です。
副教科は準備や片付けが必ず必要な教科なので、先生のお手伝いをすればテストに関する情報を教えたもらうチャンスが増えるでしょう。
中間テストと期末テストの違い
中間テストと違って、期末テストは…
- テスト範囲が広い
- 副教科が増える
という2点に注意が必要です。
テスト範囲が広い

中間テストに比べて期末テストは「テスト範囲が広い」という特徴があります。
例えば、年度末のの期末テストでは、「1年間勉強してきた内容すべて」がテストの範囲になることだって珍しくはありません。
副教科が増える

期末テストには、中間テストには無かった5つの副教科(保健体育・技術・家庭科・美術・音楽)が増えます。
期末テストでは勉強する教科数が増えるので、テスト勉強に中間テスト以上の勉強時間が必要です。
勉強を始めるタイミングが非常に大事になります。
副教科を適当に勉強したら危険
副教科は高校受験で出題されません。そのせいで副教科の点数は甘く見られがちですが、その考えは大間違いです。
中学生にとって定期テストが重要な理由で話した通り、定期テストの結果は『内申点』に関わります。
副教科は週に1時間程度しか授業がないので授業が進みにくく、期末テストの平均点が80点~90点と高くなります。
「期末テストの副教科をおろそかにする=志望校への合格率を低くしている」ということを自覚するべきです。
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副教科の勉強法を詳しく解説

副教科の重要性が分かったところで、副教科の勉強法をくわしく説明していきます。
保健体育
保健体育は、体育の実技と期末テストの点数で評価されます。
体育の実技に関しては運動能力が関係するので対策が難しいですが、実は体育の授業に積極的に参加すれば評価は下がりません。
体育の先生は最初のスポーツテストなどで生徒の運動能力を計っています。先生は生徒それぞれの運動能力は分かった上で、体育の授業に参加する姿勢を評価しているのです。
ですから、一番最悪なのが欠席です。欠席してしまうと評価できることがないので、低評価をつけるしかありません。
話を期末テストに戻します。
体育の期末テストで出題される保健体育の問題は、体育の授業で取り組んだ「スポーツのルール」と授業で勉強した「保健の知識」から出題されます。
【保健の知識の例】
飲酒・喫煙・薬物乱用と健康に関する問題
感染症、エイズなどに関する問題
生活習慣病に関する問題
「スポーツのルール」も「保健の知識」も教科書からほとんどの問題が出題されるので、教科書の太字の部分に注目して勉強しましょう。
期末テスト前に先生にテストの問題に語群があるかを確認してください。問題に語群があるなら、用語を選べるようにすれば良いので、勉強時間を大幅に短縮できます。
技術

技術は実技が重視され、実技の内容は工作(木材を使ったり、半田ごてを使うもの)やプログラミングになります。
工作では説明書や設計図をもとに作業を行うので、教科書を使う機会はほとんどありません。
プログラミングでは、パソコンを使用しながら実践的に勉強することが多く、やはり教科書を使うことは少ないです。
では、期末テストの技術ではどんな問題が出題されるのでしょうか?
まさか、実技!?と思われそうですが、違います。
期末テストの技術では、期末テストの前に配布されるテスト対策プリントから出題されることがめちゃくちゃ多いです。
テスト対策プリントは期末テストの問題から抜粋してつくられるので、テスト対策プリントを完璧に暗記しておけば、技術の期末テストは高得点間違いなしでしょう。
家庭科

調理実習や裁縫などの実習が楽しかった保護者も多いはずです。
期末テストの家庭科では、食材の切り方や裁縫の手法など実習の内容が出題されます。
また、家庭科では実習の内容だけではなく、「正しい洗剤の使い方」などの生活の知識を教科書を使って勉強します。当然、生活の知識を問う問題も期末テストでは問われることになります。
ここまで家庭科の話を聞くと大変そうに思えますが、安心してください。
家庭科も技術と同じように対策プリントが配布され、対策プリントからそのまま出題されることが多いです。
美術

美術も教科書から期末テストの問題が出題されますが、他の副教科と違う点があります。
他の副教科と違う点は、学校の先生のオリジナルの問題が多いという点です。
先生のオリジナル問題というと不安になるかもしれませんが、絵画の手法などの暗記で対応できる問題が圧倒的に多いので心配は不要となります。
期末テストに出題される内容を授業中にきちんと確認しておけばOKです。
美術の期末テストの最大の特徴は、テスト問題にデザインを描くといった実技が含まれることです。
絵を描くことが苦手だと不安になるかもしれませんが、期末テストの前に先生に実技の評価ポイントを確認しておけば失点を最小限に抑えることが可能になります。
期末テストの範囲が発表されたら、実技の配点と評価ポイントを確認しておきましょう。
音楽

音楽の期末テストの問題はほとんどが教科書や授業中に配布されたプリントから出題されます。
音楽の記号や音楽用語、楽器の名前などは暗記でOKですが、気を付けるべきなのはリスニング形式の問題です。
例えば、音を聴いてその音のなる楽器の写真を選ぶ問題が出題されます。このようなリスニング問題は、授業中にしっかり確認しておかないと対応が難しいので注意が必要です。
音楽は、音楽経験者に大きなアドバンテージがある教科なので、音楽が得意な友人の力を借りて勉強しましょう。
副教科の勉強法
期末テストの副教科は教科書からの出題というよりは、授業中の説明や授業中に配布されたプリントから出題されることが多いです。
副教科のテストは、各学校・各教科の先生のオリジルの問題になることが多いので次の2点を押さえることが重要になります。
- 先輩に出題傾向を聞く
- 先生と良い関係を作る
副教科の先生は大抵の場合、各教科1人の学校が多いです。つまり、前年までの問題を入手できれば傾向をかんたんにつかむことができます。
先生と良い関係を作ることも重要です。先生と良い関係をつくることができれば、テストの出題ポイントをこっそり教えてくれたりします。
良い関係を作るためには、「授業態度を良くすること」や「提出物を期限内に確実に出すこと」が大事です。
副教科は準備や片付けが必ず必要な教科なので、先生のサポートをすればテストに関する情報を教えたもらうチャンスが増えるでしょう。
この記事が、期末テストの副教科の勉強でお役に立つと嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。