中学理科の勉強方法「科学と相性抜群なスキルは料理で間違いない」

中学理科勉強方法受験研究室

この記事では現役の教員が長年の経験から導き出した、理科の最強の勉強法が分かります。

たく先生
たく先生

現役の教員である僕が、ズバリ教えます!

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理科の最強の勉強法

料理好きは理科好き

「工作が好き=理科が好き」は想像できるでしょう。

僕の経験上、料理好きは理科が好きなことが本当に多いです。

料理

今思えば、家庭科の調理実習で作った料理を家で作っていたことが僕にとって非常に良い経験になったと感じます。

家で実験をするのは難しいですが、料理は手軽に取り組めます。週1で料理をする、超おすすめです。

どうでもよいかもしれませんが、僕の得意料理はから揚げです。家族は世界一だと言ってます笑

特に男子には効果的だと思います。栄養学や料理を作る大変さを学ぶ機会としてぜひ取り入れてほしいです!

具体的な勉強法

たくの考える理科のベストな対策は・・・

・理科に興味を持つ

・暗記→思考力→計算力の順に養成する


です。普段の生活の中でできることも紹介します。

これまで教員生活で得た、ノウハウをすべて公開します!

理科に興味を持とう【受験対策の前に】

①体験すること

②「どうしてだろう」を大事にする


まずは、この2つから始めましょう。

実験を楽しむ

理科嫌いな子は小学校には少なかったはずです。

なぜ、嫌いになってしまうのか。日本の教育システムに大きな問題がある・・・のですが、そこを論議しても意味がないので僕なりに解決策を考えてみました。

多くの小学生が嫌いになる理由ではなく、好きだった理由を考えれば答えは明白です。

『実験』が好きだったのではないでしょうか。

では中学校の実験はつまらないのか。僕の答えはNOです。

むしろ、危険な薬品を使うことも可能なるので興味深い派手な実験が増えます。

なのに、どうして理科が嫌いになるのか。理由は2つ考えられます。

①実験に参加していない

②考察が嫌い

それぞれ解説します。

実験に参加できていない

これは中学の設備的な問題もあるので、なかなか難しい問題ではあるのですが・・・。

中学校の実験では、器具の数が十分でない場合はグループ学習になることが多いです。

そうなると、どうしても実験道具や反応を見る機会が少なくなってしまいます。

僕は時間に余裕をもって、できるだけ全員が実際に触れながら結果を確認できるように心がけていますがなかなか難しいのが現状だと思います。

最近は、教科書に載っていない実験が出題される機会も多くなっています。

観察

では、どうすればいいのか。

疑似体験をするのがおすすめです。

オンラインでは、理科の実験に関してのコンテンツが数多く配信されています。

もう一度、実験の楽しさを思い出すにはもってこいです。

↓STEM教育を通じて科学的思考能力を高めたい中学生におすすめ

考察が嫌い

小学校の時は、とにかく器具に触って反応を見るだけで良かったので楽しかったはずです。

ところが、中学受験や中学校になると「考察」が必要になります。

考察とは、何が原因で反応が起こったのかを考えることです。

矛盾してますよね。実験の楽しさは、どうしてだろうを解決することにあるはずだからです。

もちろん、反応を楽しむことは間違っていません。でも実験の本質は考察にあるはずなのです。

「どうしてだろう」を大事にする

考察は理科の醍醐味です。

「どうしてだろう」という疑問に対して、「理由」や「原因」を考えることが楽しいはずです。

理科は用語や公式の暗記だけで60点くらいまで点数が上がります。

しかしながら、暗記に頼った勉強ではある一定の点数以上には絶対に伸びません。

その理由は、知らない実験や応用問題が解けるはずがないからです。

入学したての中学1年生にアンケートを取ると・・・

「なぜ飛行機は飛ぶのか」

「なぜ消しゴムで文字が消えるのか」

「なぜ胃液で胃は溶けないのか」

などの素朴な疑問を持っていることが分かります。

飛行機

こういった疑問に対して、理由や原因を見つけ出し、解決する科目が「理科」なのです。

理科で高得点を取るためには「理解すること」がとても大切です。

理解する=思考力をつける、ということですね。

その方法はあとで詳しく解説します。

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高校受験理科の4ステップ

①暗記問題を確実にとる

②思考問題対策をする

③計算問題対策をする

④過去問を繰り返す


以上の4ステップを踏むのがベストです。

それぞれ説明していきましょう。

暗記問題を確実にとる

まずはここから。理由は前述したとおり、暗記することで60点前後の点数を取れるのが中学校の理科だからです。

理科が苦手だと嘆いている中学生の大部分が、暗記を面倒くさいと思っています。

でも、よく考えてほしいのです。

覚えれば得点できるって、めちゃくちゃ楽じゃないですか。

しかも、テストや高校受験で狙われやすいワードや説明は決まっています。

一問一答を使うなどして、反復学習で基礎力を定着させましょう。

↓の記事はおすすめの暗記法です!

思考問題対策をする

中学で習う内容で高校受験において問われる思考問題の大部分は「実験」に関するものです。

実験

しかも、教科書に出てくる実験がそのまま出てくることよりも目先を変えてアレンジした問題が多く出題されます。

本屋さんに行けば、高校受験対策の参考書が売っていますが、僕はこのような本を使うことはおすすめしません。

恐らく、買ってもお子さんはほとんど手を付けないと思います。

その理由は、分からないからです。

前述した通り、「どうしてだろう」という疑問に対して、「理由」や「原因」を考えるのが考察です。

この考察する力を問うのが思考力と言えます。

実験の結果に至るまでの「理由」や「原因」を見つける力は問題の解説を読むだけでは、なかなか養成できません・・・。

この問題を解決する方法は、目と耳から情報を得ることです。つまり、動画を見て理解することがベストだと考えます。

文面よりもイラスト、イラストよりも動画の方が理解しやすいのです。理科は特にこの部分が他の教科よりも大きいと思います。

実際、僕も実験を行えない場合は動画を用意して見せるようにしています。目や耳から入ってくる情報は忘れにくいという面でも優れています。

計算問題対策をする

計算問題は一番最後です。

暗記問題と思考力問題をクリアした段階で、平均点+10は達成できているはずです。

一番最後にした理由。それはコスパが悪いからです。

意外と計算問題の割合は少ないのです。

つまずきやすいので、挫折してしまいやすいという面もあります。

ですから、計算問題は優先順位を下げて最後にするようにしましょう。

僕の経験上、少数の計算が苦手であることがつまずく原因になっていることが圧倒的に多いので、要注意です。

どこでつまずいているのか、教えてもらいながら解決できればスムーズに学習できるはずです。

過去問を繰り返す

弱点を克服できたら、いよいよ実践です。

目標とする試験の過去問を繰り返し解きましょう。

過去問を解く場合は、最低5年分を目安に取り組むのがおすすめです。

僕は10年分を生徒に解かせます。過去問を解くと、問題の傾向が掴めます。

過去問を解くときに注意するべきことが2つあります。

・時間を測ること

・過程を残すこと(計算を含む)


です。

砂時計

試験には制限時間が存在するので、どの分野の問題にどれだけの時間を要しているかを把握することは非常に重要です。

また、どのような過程を通じて答えにたどり着いたかも復習する際に大いに参考になります。必ず残しておきましょう。

分野別アドバイス

理科は単元ごとに独立しているのが特徴です。

それぞれ特徴も異なるため、単元ごとに得意・不得意がハッキリ出ます。

理科が苦手な中学生は1分野(化学/物理)よりも2分野(生物/地学)を好む傾向が強いです。

2分野の方が計算が少なく、暗記でカバーできる要素が多いからです。

単元ごとに、つまずきやすいポイントを表にしました。

1分野

化学の苦手ポイント

1年生濃度の計算
溶解度の計算
密度の計算
2年生化学反応式
3年生イオン
電気分解

物理の苦手ポイント

1年生光の反射・屈折
光学台の実験
圧力の計算
浮力の計算
2年生オームの法則
回路の計算
電磁誘導
3年生速さの計算
エネルギーの種類
仕事の計算

2分野

生物の苦手ポイント

1年生植物のつくり
2年生血液の循環
3年生遺伝の法則

地学の苦手ポイント

1年生柱状図の比較
地震の計算
2年生飽和水蒸気量の計算
3年生星の動き
月と金星の見え方

僕の長年の経験をもとに作成したので、多くの中学生に当てはまると思います。

この表はそのまま、高校受験で出題されやすいポイントになります。

僕は、このブログの中でこれらの苦手ポイントを解説しています。

よかったら、参考にしてください。

↓出題されやすい理科の単元解説はこちら

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理科が得意な中学生の共通点

僕が教員生活で気が付いた、理科が得意な中学生の共通点は・・・

①料理が好き

②図鑑や雑学本が好き

③冒険が好き


です。それぞれ詳しく説明します。

料理が好き

これは間違いないです。

工作が好きが理科が得意なのは想像できるでしょう。

僕の経験上、料理好きは理科が好きなことが本当に多いです。

僕自身も料理が好きです。料理は実験と同じ要素が多いです。

目的の料理を作るために必要な材料は何かを考えます。もしかしたら、冷蔵庫の中にある材料から何を作るかを考えるかもしれません。

どうやったらもっと美味しくなるか、どうやったら手順を効率的にできるかなど計画性や思考力を養う要素が満載です。

漫画や雑学本が好き

本を読むのはいい・・・当たり前ですね。

僕は理科(科学)に関しては、漫画や雑学本をおすすめします。

結構、科学をテーマにした漫画は多いです。

特におすすめな漫画が『Dr.STONE』です。

主人公が科学マニアで、石化した人類を救うために科学の力で問題を解決していくという魅力的なストーリーです。ぜひ、読んでみてください。

また、『空想科学読本』というシリーズも面白いです。

実際、僕もこのシリーズで科学の魅力を再発見しました。

戦隊モノやウルトラマンなどのヒーローをテーマに、実際科学で分析したらどんな矛盾があるのかを真面目に考察しています。笑えます。こちらもおすすめです。

入り口はこんなところでいいのだと思います。以前、エレメントハンターというアニメが流行しましたが、そのアニメの歌を理科が超得意な生徒が僕に話をしてきたことがありました。

最近だと働く細胞というアニメが人気ですね。

興味を持つきっかけとして十分ありだと思うので、参考にしてください。

冒険が好き

本の世界で体験できる世界は魅力的です。

特に理科や社会に関しては、本による教養の効果は計り知れません。

とはいえ、どうしても実体験にしかないものも実際に数多く存在するのです。

ここでいう冒険は科学技術館や博物館、工場などへの見学です。

幼少期に公園などで虫と触れ合うことで得られる経験値は子供を大きく成長させます。

小学校高学年から中学生になると、習い事などでなかなか出かける機会が減るのではないでしょうか。

多感な時期にこそ、できるだけ多くの体験を積むことが必要だと思います。

とはいえ、忙しい中学生です。夏休みなどの長期の休みの時や家族旅行の際に計画に盛り込むと良いと思います。

その土地でしか体験できないものに触れることで、お子さんに必ずプラスになると思います。

最後になりましたが、大学に行くこともおすすめします。

実は、大学などでは夏休みに中学生向けの講座を開講していることが多いです。HP等で調べれば簡単に見つかるはずです。無料で大学の施設で体験授業が受けられます。夏休みの自由研究にももってこいです。

このような講座で大学の魅力に目覚めて、成績が爆上がりした生徒を多数見てきました。大学に行きたいというモチベーションの力って本当にすごいです。

旅行先でちょっと大学の様子を見に行く。それだけでも効果抜群ですよ!

まとめ【高校入試における理科のベストな対策】

・理科に興味を持つ

・暗記→思考力→計算力の順に養成する


これが点数アップのカギです。

その上で・・・

・料理をする


・大学に行ってみる

という取り組みをしてほしいです。

大学に触れると、将来の進路のイメージが湧きやすくなります。そのためにどの高校に進学するかを考えることが、現在のお子さんに必要なことです。

受験対策は特別なものではなく、普段の勉強の中から行うことが必要です。言うまでもなく、早期に開始できればアドバンテージも大きくなります。

とはいえ、何から始めたらいいか分からないし、何よりも塾に行く時間がなかなか作れない中学生が圧倒的に多いのが実情です。

そこで、僕はオンライン学習をおすすめします。学校の授業は、カリキュラムを終えることに追われてしまい高校受験対策が十分にできない場合が多いです。

「受験対策を忙しい合間にしたい」という悩みに対する最適解が『オンライン学習』です。

オンライン学習の教材は受験のプロが分析して作成しているので、狙われやすいポイントに的を絞った指導を受けられます。

ぜひ、オンライン学習を検討してみてください。これからの時代はオンライン学習で間違いないです!

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