自由研究では身近なものを使って行う自由研究は手軽ですが、ありきたりなテーマになってしまいがちです。
少し違う視点でレポートが書ける、紫キャベツを使った自由研究を提案します。
この記事では、「紫キャベツの指示薬を使って虹を作る」を行う方法を解説します。
以下、信頼性のため自己紹介します!

紫キャベツの指示薬を使って虹を作ろう
ねらい
紫キャベツを使って指示薬を作り、色々な水溶液の酸性・アルカリ性を調べる。
関係する分野
化学
難易度
【難易度の基準】
初級…
中級…
上級…
必要な時間
40分
準備物

紫キャベツの指示薬を使って虹を作ろうの準備物は、次の通りです。
材料
- 紫キャベツ
- 水
- 色々な酸・アルカリの水溶液
- 炭酸ナトリウム
- 塩酸
リンク
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用具
- まな板
- 包丁
- ビーカー
- 試験管
- ビニール袋
- 脱脂綿
- ガラス棒(割りばしで代用可)
- 薬さじ
- 薬包紙
- はさみ
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操作
紫キャベツの指示薬を使って虹を作る手順は、次の通りです。
【操作1】紫キャベツをきざむ。

【操作2】きざんだ紫キャベツと水をビニール袋に入れる。

【操作3】よくもんで色素を抽出する。

【操作4】指示薬をビーカーにとり出す。

【操作5】いろいろな酸・アルカリの水溶液に、紫キャベツの指示薬を加えて色の変化を調べる。

【操作6】試験管の底に炭酸ナトリウムを入れ、紫キャベツの指示薬を加える。

【操作7】塩酸を加え、ガラス棒でかき混ぜる。

【操作8】15分から30分、静置する。

アレンジ

紫キャベツ以外にアサガオやナスも使えます。
アドバイス
- 紫キャベツの指示薬は腐りやすいので、使い切ってください。
- 【操作7】でガラス棒を使ってかき混ぜる時は、試験管の壁をなぞるようにかき混ぜましょう。
- 【操作8】で上の赤い層が消えた時には、塩酸を追加してください。
注意点
【操作7】で塩酸を加える時には、急激に加えると炭酸ガスの発泡で試験管からあふれる危険性があるので注意しよう。
考察のポイント
- 【操作5】で色が変わる原因になるのは『アントシアン』という色素。
- 【操作6】で紫キャベツの指示薬を入れると「緑色」になります。続いて、【操作7】で塩酸を加えてかき混ぜると『上部は酸性』、『下部はアルカリ性』になるので虹ができます。
- pHについて、しっかりと調べるとポイントが高いです。
自由研究で困ったら…
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