この記事では教員がオススメする、毎日の学習時間を合理的に使えるようになる方法が分かります。

現役の教員である僕が、ズバリ教えます!
最悪なのは時間の浪費
勉強において、一番いけないのはダラダラ勉強して時間を浪費することです。
時間を有効に使う上で
優先順位を決める
のことが有効な手段になります。
どうやるのか、詳しく見て行きましょう!
優先順位を決める
時間が限られているのですから、あれもこれもやるというのは難しいわけです。
となれば、『優先順位』を決めるしかありません!
まずは、やるべきことをリスト化することから始めましょう。
出来上がったリストから、優先順の低いものを消去法で消していくことで必要なことを明確化していきます。
こんなこと、誰でもしているでしょうと言われてしまいそうですね。
それでは、一味違うことをお教えしましょう。
緊急性×重要性
リストを緊急性と重要性の2つの視点から4つに分類します。
表にしてみました。

あなたのお子さんは、どこから手を付けると思いますか?
普通に考えたら、第3領域と第4領域は選ばないでしょう。なぜなら、重要ではないからです。
ところが、勉強が苦手な生徒は第3領域から手をつけます。そのあと、第1領域に進むのです。
※まさかまさかの第4領域から手を付ける勉強が苦手な子も実は少なくありません。
不思議ですよね。
理由は簡単です。第3領域の勉強は楽に済むからなのです。
そして、自己満足して終わりです・・・。
本当に優先すべきは
第1領域と第2領域のどちらだと思いますか?
答えは・・・『第2領域』です。

意外ですよね。
なぜなら、緊急性が無いから第1領域から始めた方が良い気がします。
なぜ、第2領域からするべきなのか。
それは、第1領域は「嫌でもしなければならない勉強だから」です。
人類の大発明
「期限」は人類のトップクラスの発明だと思います。
夏休みの宿題が良い例です。
絶対しますよね。第1領域の最たる例です。
夏休みの終わりに、追い込まれて勉強した経験のある保護者の方も少なくないはずです・・・。
期限があるから、否応なくやるしかない。これは優先しなくてもお子さんはできます!
第2領域の本質
最後に、気づいて欲しいことがあります。
それは、第2領域は第1領域を増やさないために必要なことです。
その都度、分からないことを解決していけばテスト前に慌てて第1領域に時間を割く必要が無くなるのです。
勉強ができる生徒は第2領域を大事にしています。
まとめ
時間を有効に使う上で
優先順位を決める
ことが有効な手段になると考えています。
優先順位を明確にして本当に必要なことを消化していく。それが苦手を克服する最短距離なのだと思います。
勉強において、最悪なのはダラダラ勉強して時間を浪費することです。
まずは、緊急ではないけれど重要な学習内容から取り組んでみてください!
コメント