最近、話題のオンライン家庭教師。
自宅にながら質の高い授業が受けられると話題で、人気爆発中のサービスです。
オンライン家庭教師が気になる保護者の方がどんどん増えています。

オンライン家庭教師の料金相場が知りたいわ
僕のもとにも、料金相場を知りたいという問い合わせが非常に多く来るようになりました。
自宅近くの学習塾や家庭教師と比較して、どのくらい料金が違うのか。
気になるのは当然です。
オンライン家庭教師の相場を知らないと、余分に支払いをしてしまったり、トラブルになってしまう可能性があります。

オンライン家庭教師の料金相場を分かりやすく解説します。
この記事を読んで、正しい知識を身につけたうえでお子さんにベストなオンライン家庭教師を探しましょう!
オンライン家庭教師とは

次の2つがあれば、日本中どこでも好きな時間に授業が受けられる家庭教師システムのことです。
・パソコンやタブレット
・インターネット回線
当然ながら、インターネット回線を使って授業を受けるという点以外は訪問型の家庭教師と何も変わりません。1対1の個別指導を思う存分受けることができます。
オンライン家庭教師を始めるにあたって料金に関しては、次の3点をチェックしましょう。
・交通費が必要ないので、訪問型の家庭教師より授業料が安い
・インターネット回線がない場合は、インターネット回線を契約するための料金が必要
・必要な機材がない場合は、用意(購入またはレンタル)する料金が必要
・講師の訪問前の清掃や、お茶やお菓子などの気遣いが不要
これから詳しく料金に関して説明していきますが、訪問型の家庭教師より実際に必要な料金が安いです。
ただし、オンライン家庭教師を始める場合はインターネット回線の費用や機材の購入費用などの初期費用に注意が必要です。
画面越しの指導で効果はあるのか
オンライン家庭教師に対する疑問として、真っ先に上がってくるのは「画面越しでの指導で効果はあるのか」ということです。
正直なところ、オンライン授業が対面での指導と同様であるとは言えない部分はあります。
先生は生徒の表情や作業の様子を確認することは可能ですが、画面越しに確認するしかないので理解度を完璧に把握することは難しいです。
この理解度を確かめるたった1つの方法は「会話」です。
生徒は授業中は、先生との会話を通してコミュニケーションを取る中で、疑問点を言語化する能力を身に付けることができます。
この言語化する能力が画面越しで授業を受ける際の大きなメリットになります。
オンラインで画面を通して授業を受けるということは、疑問点を先生に伝えなければならない機会が多くなります。
今話題の論理的思考力(ロジカルシンキング)を養うことができます。
この論理的思考力は高校入試における面接で大いに役立ちます。
画面越しの指導はデメリットではなく、メリットと言えます。
オンライン家庭教師は本当に安いのか
オンライン家庭教師は訪問型に比べて安いことは説明しました。できるだけ安い料金で質の高いサービスを選びたい保護者にとっては一番気になる疑問にお答えします。
その疑問とは、オンライン家庭教師の授業料が訪問型の家庭教師や個別指導塾と比べて「本当に安いのか」だと思います。
そこで、オンライン家庭教師の授業料の相場を調べて、個別指導塾や訪問型の家庭教師の料金相場と比較してみました。
ここでは比較しやすいように、次の2つの条件で指導を受けた場合で比較していきます。
・中学2年生
・授業は週1回60分
(月に計4回)
大手の中からランダムに3つを選び、料金相場(平均)を求めました。その結果が次の表です。
授業料の相場 | |
---|---|
個別指導塾 | 14,000円~30,000円 |
訪問型の家庭教師 | 12,000円~24,000円 |
オンライン家庭教師 | 12,000円~18,000円 |
個別指導塾は2種類の家庭教師と比較して値段が少し高い傾向にありました。
また、訪問型の家庭教師とオンライン家庭教師の料金には大きな差が見られませんでした。
特に、最安の料金に関しては同様の料金となりました。
しかしながら、訪問型の家庭教師に関しては交通費、お茶代やお菓子代といった追加料金が必要になるケースが多いです。
授業料の相場が同じ場合でも、オンライン家庭教師に比べて従来型の家庭教師の方が実際に必要な料金が多くなる場合がほとんどです。
オンライン家庭教師の料金相場

オンライン家庭教師を始めるのに必要な料金はいくらなのかを説明します。
オンライン家庭教師を始めるには、次の3つが必要になります。
・入会金・・・入会に必要な料金
・教材費・・・オンライン家庭教師のオリジナル教材の料金
・授業料・・・月謝や管理費など
・オプション・・・教材費やオンライン自習室の利用料など
それぞれの料金相場を詳しく見ていきましょう。
オンライン家庭教師の入会金
オンライン家庭教師の入会には入会金が必要になります。
入会金の相場は0円~35,000円です。
期間限定キャンペーンで0円になることや割引されるケースも多いです。
入会金には保証金が含まれているケースもあります。保証金は退会時に返金されるものです。
無料体験をすることで、入会金が割引や免除されることもあります。気になるオンライン家庭教師があれば、入会金無料や割引のサービスが行われていないかチェックしてみましょう!
入会金以外に登録料や年会費など、各社必要な費用が異なるケースがあるので事前に確認しておきましょう。
オンライン家庭教師のオリジナル教材
オンライン家庭教師の料金は教材を購入するかで大きく変わってきます。
オリジナル教材の相場は0円~15,000円です。
僕が調べた結果では、基本的にオンライン家庭教師では市販されている教材やお持ちの教材を使えるケースが多かったです。
※自分の希望する教材を使用する場合は、先生の分の教材費は生徒側が負担する必要がある場合もあるので注意しましょう。
学校の宿題やすでに購入している教材が利用できるオンライン家庭教師であれば教材を購入する必要はありません。
一方で、オンライン家庭教師のオリジナル教材を購入する必要がある場合は、1教科ごとにテキストが必要なため国数英の3教科の合計が10,000円を超える場合もあります。
オンライン家庭教師が用意したオリジナルの教材が用意されている場合には、十分に中身を確認した上で予算に応じて利用の検討しましょう。
オンライン家庭教師には、ダウンロードできるオリジナルの教材を用意しているサービスもあります。
ダウンロードが可能なサービスの多くは、現在の学年以外(過去に戻って学習できる)の教材も追加料金が不要で利用できる場合もあるので有効活用したいサービスです。
オンライン家庭教師の授業料
オンライン家庭教師の授業料は次の3つの合計になります。
・月謝
・管理費・システム使用料
・オプション
それでは、それぞれについて相場も含めて詳しく見ていきましょう。
月謝
オンライン家庭教師の月謝は20,000円~40,000円前後が相場です。
注:授業回数が週に1回60分程度の場合
訪問型の家庭教師の授業料には、月謝とは別に交通費などが加算されます。
一方でオンライン家庭教師の場合は交通費が不要となるため、リーズナブルになる傾向にあります。
オンライン家庭教師の月謝を考える際、料金に差が出るのポイントが2点あります。
①講師のレベル
②授業が行われる時間の長さ
この2点は特に注意すべき点になるので、しっかり確認するようにしましょう。
講師のレベル
講師のレベルによって料金体系が変わります。
講師が大学生か社会人か、大学生でもその大学に所属しているかで変わる場合が大半なのでそれぞれ詳しく解説していきます。
大学生と社会人の講師で料金が異なる場合
講師が大学生か社会人(プロ講師)で変わってきます。
あるオンライン家庭教師の場合を例に挙げて説明していきましょう。
月4回の料金 | |
大学生の講師 | 14,500円 |
社会人の講師 | 27,000円 |
約2倍の料金となっています。※1回の授業は60分です。
社会人のプロ講師の方が料金が高い理由は様々ですが、プロなので大学生と比べて受験に精通している点などより専門的な指導が可能になることが大きな理由です。
指導において何を重視するのかが明確でないと、講師選びで失敗してしまう可能性が高いです。
大学生の講師と社会人の講師それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット | デメリット | |
大学生の講師 | 年齢が近く話しやすい | 指導力にバラツキがある |
社会人の講師 | 安定の指導力 | 学校の先生と似た関係になりやすい |
勉強が苦手な生徒には、大学生に講師に親近感や憧れを抱くことで良い関係を作れる場合が多いです。良い関係が作れたら、自然と講師の指導を受け入れるようになり学習に前向きな姿勢が持てるようになります。
一方で、社会人の講師が向いているのはハイレベルな勉強がしたい中学生です。学校の勉強では満足できず、より難しい問題を解く場合や難関校を目指す受験生の場合は指導力のある社会人講師の力を借りることで目的達成が簡単になります。
講師の所属大学で料金が異なる場合
講師の所属大学によって授業料が変わってきます。
あるオンライン家庭教師の場合を例に挙げて説明していきましょう。
月4回の料金 | |
東大生・京大生 | 30,800円 |
国立大学生 | 17,600円 |
約2倍の料金となっています。※1回の授業は60分です。
このように、講師のレベルによって料金に差が生じます。
講師のレベルは授業のレベルに直結するので、より偏差値の高い大学生の方が質の高い授業が可能となるため料金が高めに設定されています。
僕は、勉強の指導に加えて講師の受験の時の経験談や大学の講義の話を聞く時間も大事だと思っています。
普通、東大生や京大生のリアルな話を聞く機会はなかなか無いと思います。そういった部分も含めての値段であると考えましょう。
とはいえ、有名大学だからお子さんに合うかと言ったらそうとは限りません。
講師が中学生の時の部活動や共通の趣味がある方が、打ち解けやすいのは当然です。
きちんと講師の選定の際に、リクエストを細かく聞いてもらえるオンライン家庭教師を選択すること。
複数のオンライン家庭教師で無料体験することで複数の先生の指導を体験する中で、お子さんにとってベストな先生を選ぶのが良いですね。
先生を途中で交代できるオンライン家庭教師がほとんどですが、最初から相性抜群の講師とマッチングできるようオンライン家庭教師の選択に力を入れましょう!
授業が行われる時間の長さ

授業が30分、40分、60分、80分といったようにオンライン家庭教師によって1回の指導で受けられる授業時間が異なります。
時間を見ずに、料金だけに着目すると思った以上に料金が変わるケースがあるので注意が必要です。
ここで、3つのオンライン家庭教師の料金を週1回(月4回)の場合で比較してみました。
条件 | 料金 | |
---|---|---|
オンライン家庭教師A | 40分 | 12,760円 |
オンライン家庭教師B | 90分 | 15,200円 |
オンライン家庭教師C | 60分 | 20,000円 |
単位時間あたりの料金が一番安いのはA~Cのどれでしょうか。
料金だけを見ると、Aが一番安いように見えます。
では、A~Cの3つのオンライン家庭教師を10分当たりの料金で表してみましょう。
1回の時間 | 料金 | 10分あたりの料金 | |
---|---|---|---|
オンライン家庭教師A | 40分 | 12,760円 | 798円 |
オンライン家庭教師B | 90分 | 15,200円 | 422円 |
オンライン家庭教師C | 60分 | 20,000円 | 833円 |
10分当たりの料金で一番お得なオンライン家庭教師はBでした。
しかも意外なことに、一番10分当たりの料金が高いのはトータル料金が最も安いオンライン家庭教師Aだったんです。
指導時間の長さと料金の関係も大事です。このような視点で料金を検討することも大事だと思います。
特に月謝は指導を受ける期間が長くなれば長くなるほど、差が大きくなっていく部分です。
じっくり検討して、納得のいくオンライン家庭教師を選択するようにしましょう!
管理費・システム使用料
オンライン家庭教師の中には、月謝に加えて管理費やシステム使用料が必要な場合があります。
管理費やシステム使用料の相場は、1ヶ月あたり0円〜1,000円前後です。
月謝に管理費やシステム使用料を加えた、月々の授業料の総額を事前に確認しましょう。
オプション
オプションというのは、月謝に含まれない追加できるオンライン家庭教師のサービスの事です。
オンライン家庭教師の代表的なオプションは次の2つです。
・機材のレンタル費用
・オンライン自習室
どれを選択するかによっても変わりますが、オプションを利用すると1か月あたり1,000円〜15,000円前後が月謝とは別に必要になります。
オンライン家庭教師の基本料金が安くても、オプションを足したら予算オーバーとなってしまった・・・などの場合もよくあるので注意しましょう。
機材のレンタル費用
機材のレンタル(ヘッドセットやペンタブレット)は無料と有料の場合に分かれます。
無料の場合は保証を確認した上で、利用を検討するといいでしょう。
※機材を破損した場合の補償も要チェックです。
有料の場合は月の料金を確認し、長期でオンライン家庭教師を利用することを考えてレンタルではなく購入を検討してもいいかもしれません。
オンライン自習室

オンライン自習室がオプションとして用意されているオンライン家庭教師があります。
オンライン自習室はオンライン家庭教師の指導日以外に集中して勉強する環境が手に入るので、超おすすめのサービスです。
評価の高いオンライン家庭教師サービスは、積極的にオンライン自習室を運用しています。
オンライン家庭教師を比較する場合は、オンライン自習室のサービスを利用した場合の料金を計算した上で料金の比較をするのが良いと思います。不要なら利用しなければ、その分料金が安くなるので問題ありません。
指導を受ける日以外にも、図書館の自習室のように緊張感をもって自習ができる空間が手に入るのですから、利用しない手はありません!
オンライン家庭教師の退会にかかる費用
オンライン家庭教師の退会にかかる費用は解約金です。
解約金の相場は0円~20,000円です。
基本的に退会時に解約金がかかるオンライン家庭教師は少ないです。
月謝などの授業料を半年分や1年分といったように、まとめて支払うことを選択する場合には注意が必要です。
まとめて支払うと、その分割引になるお得なプランですが途中で解約すると解約金が発生するケースがあります。
退会時のことまでは確認が愚かになりがちです。入会時にしっかりと確認することが重要です。
目先の料金にとらわれず、まずは通常料金で様子を見て長く続けられる確証を得てから割引プランに移行するようにすれば解約金が発生するリスクを最小限にすることができます。
オンライン家庭教師の体験授業費用
オンライン家庭教師の料金相場がつかめたら、体験授業を受けてサービス内容のチェックに進みましょう。
僕のリサーチでは、すべてのオンライン家庭教師で体験授業が0円(無料)で受けられます。
オンライン家庭教師はインターネットを介するという側面から、不安なことも多いと思います。
体験授業を複数のオンライン家庭教師で行って比較検討するべきだと思います。
※月に無料体験は~名までと制限のあるサービスもあるので気になったら体験授業を受けてみましょう。
体験授業を受けるメリットはもう一つあります。
体験授業を経て入会すると、入会金の割引が受けられる場合が多いです。
体験授業をすることによるデメリットはありません。最低でも3つのオンライン家庭教師サービスで体験授業をすれば、オンライン家庭教師の比較検討が可能になると思います。
オンライン家庭教師のメリット・デメリット

オンライン家庭教師のメリット
次の2つがオンライン家庭教師のメリットだと考えられます。
①時間に縛られない
②場所を選ばない
オンライン家庭教師のメリットは指導を受ける時間や場所に縛られない点です。
オンライン家庭教師はネット環境があれば、自分の「希望する時間、希望する場所で自分にとって最高の講師」から授業を受けることができます。指導を受ける場所を生活スタイルや状況によって自由に決めることができます。
部活で忙しい中学生にとって、時間を有効に使う手段としてオンライン家庭教師は理想的なサービスです。
なかなか近くに良い塾がない中学生の場合は、自分のリクエストに合ったレベルの高い講師から指導を受けられます。そうなれば、学習意欲はガンガン高まるので成績アップは当然のことと言えます。
他には・・・
・送迎が不要
・講師が訪問しないので気遣いが不要
・感染症リスクの解消
といったメリットが考えられます。
送迎の手間もですが、送迎自体にかかる時間は非常にもったいないです。中学生にとって往復1時間の送迎に必要な時間を睡眠時間に充てることの意義は大きいと思います。
講師が訪問しないので、お茶などの用意はもちろん掃除などの気遣いが不要になります。なによりも、感染症リスクの解消ができる点は、指導を受ける際の安心感が段違いになります。
オンライン家庭教師は、まさに今の時代にピッタリなサービスです。
保護者にとってもオンライン家庭教師を利用することで得られるメリットは沢山あります。
オンライン家庭教師のデメリット
次の4つがオンライン家庭教師のデメリットだと考えられます。
①ネット環境が絶対に必要
②ネットを使用するので接続不良のリスク
③勉強に関する仲間が作りにくい
④緊張感を維持しにくい
単純にネット環境が無いとオンライン家庭教師は始められません。
とはいえ、現在はネットの普及率も高くご自宅にWi-Fi環境が整っている方も多いので特に問題にはならないのではないでしょうか。したがって、大きなデメリットにはならないと思います。
ただし、ネット環境が不安定だと満足度の高い指導を受けられなくなるので注意が必要です。
もしも、オンライン家庭教師を始めるにあたってネット環境を新たに整えたいという場合は、費用が高くなってしまう可能性があるので注意が必要です。
オンライン家庭教師は講師と1対1での個別指導になるので、仲間を作って切磋琢磨する環境は手に入りません。しかし、オンライン家庭教師では「オンライン自習室」というものがあり、自宅にいながら図書館のように集中した環境で学習ができるサービスを用意しています。
また、オンライン家庭教師は講師と外面越しで指導を受けるため、生徒側の緊張感が切れやすいのがデメリットです。このデメリットを解消する方法として有効なのは、お子さんの様子を保護者がこまめに確認するのが良いです。
僕のおすすめのオンライン家庭教師であるe-Liveは指導の様子を録画できるので、その様子を確認することができます。
他にも「対面ではないので、先生との信頼関係の構築が難しい」といったオンラインならではのデメリットが心配な方もいるでしょう。
しかし、心配は無用です。生徒の細かいリクエストに基づいて講師が選ばれるので、必ず生徒にマッチする講師が見つかります。希望すれば、僕のおすすめのオンライン家庭教師であるスタディコーチのように東大生からの指導を受けることも可能になります。
オンライン家庭教師の選び方
オンライン家庭教師と言っても、選択できる会社やサービスはゆうに100を超えます。
それぞれの会社が、独自のノウハウを展開しているのが現状です。
したがって、複数のサービスを比較しながらどこが他より優れているかを見極めることが重要です。
特徴を見極め、サービスがその値段に見合っているかが重要だと思います。
学習効果があってこその投資です。安かろう悪かろうではお金を無駄にしているのと同じです。
教員目線で選ぶ際にチェックした方がいいポイントを3つ挙げてみました。
①無料体験が可能かどうか
②目的とマッチしているか
③指導内容に納得できるか
の3つのポイントを必ず確認しておきましょう。
無料体験で、実際の授業を受けなければ良し悪しの判断はできません。
ここでいう良し悪しは、お子さんに気になるオンライン家庭教師が合うか合わないかという点を指しています。
ひとことでオンライン家庭教師と言っても、苦手を克服するのに長けたオンライン家庭教師があれば、中高一貫校向けの特別なコースのあるオンライン家庭教師もあります。
オンライン家庭教師を利用する目的とマッチしているか、実際の指導で目的が達成できるかをよく検討しましょう。
大事なので、もう一度言います。
オンライン家庭教師の無料体験を受けて、お子さんに目的のオンライン家庭教師が合うかどうか必ず確認しましょう。1つではなく、3つ以上のオンライン家庭教師サービスを比較すれば、自分にベストマッチな講師が所属するオンライン家庭教師が必ず見つかるはずです。
オンライン家庭教師の初期費用
オンライン家庭教師を始める際には、毎月かかる授業料だけに目が行きがちです。
しかし、オンライン家庭教師を始める場合には絶対にインターネット回線が必要です。
オンライン家庭教師を始めるには、インターネット回線を開設するために初期費用が必要な場合があります。
また、オンライン家庭教師を受ける際にはパソコンをはじめとした機材も必要になって来ます。
そこで、オンライン家庭教師を始めるのに必要になる初期費用は次の2つになります。
①工事費+契約料/登録料
②機材の購入費用
初期費用について、それぞれ確認していきましょう。
工事費+契約料/登録料
最近は光回線や無線Wi-Fiを備えているご家庭が多くなっています。すでにインターネット回線が整っているのであれば、そのままオンライン家庭教師を始められます。
新たにインターネット回線を開設する必要がある場合、工事費+契約料/登録料が必要になります。
機材の購入費用
機材の購入費用の相場は0円~10万円前後です。
一般的に、以下の機材が必要になる場合が多いです。
・パソコンかタブレット
※Webカメラが必要な場合もあります。
・ヘッドセット(ヘッドホンにマイクが付属したもの)
・ペンタブレット
上記に示した必要な機材をお持ちでない場合は、機材の購入費用も必要になります。
Webカメラやヘッドセットは授業の質を高めるための機材です。
無料体験前にオンライン家庭教師サービスに必要な機材は何か確認しておくといいでしょう。
タブレットは中学や高校では必須となっているので、それを流用すればコストを抑えることが可能です。
とはいえ、質の高い指導を受けて効果的な学習がしたい場合はタブレットよりもパソコンの方がおすすめです。
タブレットに比べてパソコンを使用した場合には、画面が大きいので文字が見やすく、共有したい教材の共有がスムーズだからです。
パソコンを新品で購入しようとすると10万円前後と高額ですが、中古パソコンなら3万円~5万円ほどで十分なものが手に入るはずです。
インターネット回線の料金
月々のインターネット回線の使用料金の相場は4,000円~6,000円程度です。
言うまでもありませんが、オンライン家庭教師でスムーズに授業を受けるためには安定したインターネット回線が必須です。
インターネット料金の月額は、光回線の戸建て向けプランだと5,000円~6,000円程度の料金となる場合が多いです。
※マンション向けプランだと少し安くなって4,000円程度が相場です。
・プロバイダ利用料
・回線使用料
の2つに関しては月額に含まれることが多いです。
・接続機器レンタル料金
・オプション料金
の2つに関しては契約するプランによって変わる部分ですので検討が必要になります。
機器のレンタル代金も月々の累積で考えると大きくなるので、無料でレンタルができるサービスが利用できるといいですね。
オプションに関しては、セキュリティーソフトの有無などが代表的です。必要に応じて追加する必要がある部分ですが、不要なオプションを省くことで料金の削減が可能になるので契約内容を確認しておきましょう。
オンライン家庭教師でトラブルに遭わないために

オンライン家庭教師の料金体系について、無料体験を受けるときに確認しておきましょう。
ホームページ、パンフレットなどに、料金が明確に記載されていない会社には注意が必要です。
※複雑な料金体系で分かりにくい場合は、具体的な希望を伝えて見積もりを取ってもらうようにしましょう。
例えば・・・
・授業料のみを支払うはずが、システム管理費などが上乗せされた支払い請求が来た
※契約書に小さい文字で「別途料金がかかります」と書いてあった
・入会後に教材の購入が必須であると言われ、高額な教材を購入させられた
といったことが実際に起こっています。
不明点は必ず電話、またはメールなどで問い合わせて確認をしましょう。問い合わせの際の音声を録音しておきましょう。
ちなみに当サイト「オンライン家庭教師ガイド」では、現役教師である僕が気になるオンライン家庭教師は直接問い合わせをして、対応が良かったところだけをおすすめとして紹介しています。
最後に、料金は後払いの方が安心です。
急用で指導日を変更せざる得ないときに料金が発生してしまう場合がどうしても生じます。
授業が延期になった場合は、月の中で予定の指導回数が消化できない場合も生じます。
授業が消化できない場合にはどのような対処が行われるのか確認しておくことで、トラブルを避けることができるはずです。
おすすめオンライン家庭教師3選
オンライン家庭教師スタディコーチ

名称 | スタディコーチ |
対象 | 小学生、中学生、高校生、高卒生 |
対応可能な時間 | 基本的にAM8:00~PM23:00 ※担当の先生と交渉可能 |
先生 | 「現役」東大生、早稲田・慶応大生 |
必要な機材 | PC、タブレット ペンタブレット(無料貸し出し可能) |
授業スタイル | zoomを使った双方型授業 |
オンライン自習室 | 〇 |
入会金 | 33,000円 |
月額料金目安 | 20,000円~35,000円 |
解約金 | パック料金の場合、最大5万円 |
資料請求 | 〇 |
無料体験 | 〇 |
その他 | 無料体験は毎月先着100名限定 |
オンライン家庭教師スタディコーチの特徴
いつもそばには東大
『現役東大生から教えてもらえる!』
スタディコーチの最大の魅力です!
オーダーメイドの学習プランとビデオ面談
お子さんの志望校や学年、現在の成績に応じた学習プランを作成してもらえます。
短期・中期・長期で作成をしてもらえるので、実行すれば確実に成績がアップします!
また、授業に加えてお子さんの担当コーチが週1回60分のビデオ面談を行います。
定期的な面談があれば、サボる理由を無くすことが出来ます。
オンラインチャットによるサポート
「Studyplus」というシステムのチャット機能で、質問や相談をすることが可能です。
※回答は24時間以内に返ってくる保証付きです。
保護者と指導報告書を共有
お子さんと週1の面談した内容や指導報告書を共有してもらえれば、状況が見えるので安心ですね。
保護者からの相談や質問にも対応しているので、受験のプロからアドバイスをしてもらえます!心強いですね!!
オンライン家庭教師スタディコーチがおすすめの中学生
レベルの高い先生からの指導を受けたい中学生
部活で忙しくて塾に通えない中学生
オーダーメイドのカリキュラムで自信を持って勉強したい中学生
質問を定期的にできる環境が欲しい中学生
オンライン家庭教師スタディコーチの料金・授業料
オンライン家庭教師スタディコーチの料金は以下の通りです。
コース名 | 内容 | 料金 |
---|---|---|
苦手科目対策コース | 授業 勉強相談 | 5,000円/60分 【30時間パック】 142,500円(4,750円/60分) 【60時間パック】 270,000円(4,500円/60分) |
自主学習サポートコース | 苦手科目対策コースの内容 +チャット指導 +授業計画マップの作製 +オンライン自習室の利用 +週1回のビデオ面談(60分) | 34,800円/月 ※6カ月パック 196,800円 →32,800円/月 ※12カ月パック 357,600円 →29,800円/月 |
自主学習徹底管理コース | 自主学習サポートコースの内容 +確認テスト +ビデオ面談時間(+30分) | 49,800円/月 ※6カ月パック 286,800円 →47,800円/月 ※12カ月パック 537,600円 →44,800円/月 |
逆転合格実現コース | ・自主学習徹底管理コースの内容 +学研プライムゼミ(映像授業)が 見放題 | 3カ月コース 209,400円 →69,800円/月 6カ月コース 388,800円 →64,800円/月 12か月コース 717,600円 →59,800円/月 |
オンライン自習室+チャット指導 | ・オンライン自習室の利用 ・チャットで質問 | 14,800円/月 ※6カ月パック 76,800円 →12,800円/月 ※12カ月パック 117,600円 →9,800円/月 |
オンライン自習室のみ | ・オンライン自習室の利用 | 9,800円/月 ※パック料金なし |
チャット指導のみ | ・チャットで質問 | 14,800円/月 ※パック料金なし |
関連記事
オンライン家庭教師e-Live

名称 | e-Live |
対象 | 小学生、中学生、高校生 |
対応可能な時間 | 生徒のリクエストを尊重 |
先生 | 4つのランクから選択可能 |
必要な機材 | PC ウェブカメラ2台 ペンタブレット |
授業スタイル | Live-onを使った双方型授業 |
オンライン自習室 | 〇 |
入会金 | 26,000円 |
月額料金目安 | 12,000円~33,000円 |
解約金 | 0円 |
資料請求 | 〇 |
無料体験 | 〇 |
その他 |
オンライン家庭教師e-Liveの特徴
Live Onというシステムを採用
「Live On」というオンライン会議システムを採用しています。
Live OnにはZOOMと大きく違う点が2つあります。
『ログが残る』点です。
さらに、e-Liveではあとから見返せるよう、授業の『録画』が認められています。
授業に絶対的な自信がなければ不可能なサービスです。
所属大学から先生を選べる
e-Liveのコンセプトが『生徒が憧れる先生から学べること』です。
とてもユニークだと思うのですが、コースが先生の所属大学でランク分けされています。
【Sランク】(偏差値83〜69) |
東大・京大・医学部医学科・東工大など |
【Aランク】(偏差値76〜62) |
早稲田・慶応・大阪・北海道・東北・筑波など |
【Bランク】(偏差値60〜55) |
静岡大・信州・茨城・東洋大など |
【Cランク】(偏差値54〜) |
淑徳・東京家政・東京福祉など |
講師はe-Liveの先生の教え子、または現講師の紹介のみで一般募集はかけていないとのことです。
オンライン自習室が格安
オプションでオンライン自習室(PM16:00~PM22:00に開放)が用意されています。
自宅で勉強する習慣のない生徒には特に必要なシステム。それが自習室です。
このオンライン自習室は意外と価格が高い・・・のですがe-Liveはなんと『1078円/月』で活用できます。これは本当にリーズナブルです!
※相場は10,000円~15,000円程度が普通です。
オンライン家庭教師e-Liveがおすすめの中学生
セキュリティー万全な環境で授業が受けたい中学生
部活で忙しくて塾に通えない中学生
自分のリクエスト通りの理想の先生から習いたい中学生
オンライン自習室を低価格で利用したい中学生
オンライン家庭教師e-Liveの料金・授業料
オンライン家庭教師e-Liveの料金は以下の通りです。
全て中学生、税込み価格です。
ランク | 月4回(週1回30分) | 月4回(週1回60分) |
---|---|---|
S | 15,400円 | 30,800円 |
A | 11,000円 | 22,000円 |
B | 8,800円 | 17,600円 |
C | 6,600円 | 13,200円 |
普段は週1回指導で、テスト前に週2回に指導を増やすなども可能です。
途中で講師のランク変更も可能です。
兄弟受講割引の特権もあります。
【参考】講師のレベル一覧
【Sランク】(偏差値83〜69) |
東大・京大・医学部医学科・東工大など |
【Aランク】(偏差値76〜62) |
早稲田・慶応・大阪・北海道・東北・筑波など |
【Bランク】(偏差値60〜55) |
静岡大・信州・茨城・東洋大など |
【Cランク】(偏差値54〜) |
淑徳・東京家政・東京福祉など |
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オンライン家庭教師Wam

名称 | Wam |
対象 | 小学生、中学生、高校生 |
対応可能時間 | 月曜日から土曜日 PM16:00~PM22:30 |
先生 | 大学生(東京・大阪) 1人の生徒に4人の先生 |
必要な機材 | ・インターネット環境 ・PC、タブレット ・ペンタブレット ・タッチペン ・ヘッドセット |
授業スタイル | 専用アプリを使った 双方型授業 |
オンライン自習室 | 〇 |
入会金 | 16,500円 ※キャンペーンで0円に |
月額料金目安 | 10,900円~36,900円 |
解約金 | 0円 |
資料請求 | 〇 |
無料体験 | 〇 |
その他 |
オンライン家庭教師Wamの特徴
指導センターからの配信
指導センターから授業を行うスタイルが大きな特徴です。
高い指導品質の質を維持するため、センター長が在中し、授業をモニタリングしています。
成績保証が自信の証
お子さんに合ったオーダーメイドカリキュラムの構築に加えて、独自のオンライン授業専用アプリを備えています。
1か月の月謝無料に加えて、定期テストで1教科あたり「+20点の成績保証」を行っています。
もし達成出来なければ2ヶ月間の月謝が返金されます。
※返金保証の条件を事前にご確認ください。
多彩なコースが用意されている
中学生、高校生のコースはもちろんですが他にも魅力的なコースがあります。
特に興味深いのが『中高一貫コース』です。
僕自身が中高一貫校に務めているので分かるのですが、普通の中学と比べて進度が速くなります。
※授業時数が多いので、速度が速いのではなく勉強量が多くなって処理しきれなくなる生徒が非常に多い傾向にあります。
専任アドバイザーによる教育相談
この教育相談の対象は「保護者」です。
学習に対する保護者の悩みや不安に対して、指導センターに常駐している専任の教育アドバイザーが対応します。
オンライン家庭教師Wamがおすすめの中学生
部活で忙しくて塾に通えない中学生
実績のあるオンライン家庭教師を探している中学生
マイペースに勉強したい中学生
なるべく手頃な値段で家庭教師を探している中学生
いろいろな先生から習いたい中学生
オンライン家庭教師Wamの料金・授業料
オンライン家庭教師Wamの料金は以下の通りです。
Wamでは40分と90分の時間設定があります。
40分コース
学年 | 週1回(月4回) | 週2回(月8回) |
---|---|---|
中学1・2年 | 7,600円〜 | 15,200円〜 |
中学3年 | 8,400円〜 | 16,800円〜 |
90分コース
学年 | 週1回(月4回) | 週2回(月8回) |
---|---|---|
中学1・2年 | 15,200円〜 | 30,400円〜 |
中学3年 | 16,800円〜 | 33,600円〜 |
※料金はすべて税込み価格になります。
※教材費は含まれていません。
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オンライン家庭教師の料金相場まとめ

オンライン家庭教師の料金はリーズナブルであればいいというわけではありません。
お子さんが求めるサービスにきちんと見合った金額なのかを十分に検討してましょう。
目的を見失ってはいけません。オンライン家庭教師を利用する目的を思い出しましょう。
お子さんにベストマッチなオンライン家庭教師を選択し、成績を伸ばして勉強に自信を持てるようにすることが最大の目的です。
そのためにも、複数の体験授業を受けて料金体系やサービス内容を十分に比較検討することが重要です。
今回の記事が最高のオンライン家庭教師を選択する上で、お役に立つことを心から願っています。
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