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中学生の記憶力を高める方法「覚えるテクニックを今すぐ試してみよう」

中学生が記憶力を高める方法究極の勉強法
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これまで中学校の教員をしてきて、定期テストや高校入試で高得点を取るために必要なことを常に考えてきました。

中学生がテストや高校入試で高得点を取るためにレベルアップするべき能力は・・・

  • 集中力
  • 記憶力
  • 読解力
  • 記述力
  • 思考力

の5つです。

中学生のうちなら、5つの能力をトレーニングすることでレベルアップできます。

定期テストの勉強で一番必要な「暗記」。暗記は記憶力との関連が強いことは言うまでもなく・・・

保護者
保護者

記憶力を高める方法を知りたい

という保護者はかなり多いと感じます。

定期テストや高校入試では、たくさんの情報や知識を記憶しないと高得点を取ることはできません。

記憶力の良い・悪いは定期テストや高校入試の結果に大きく関係する要素です。

この記事では、現役の教師が20年の教員生活で得た経験をもとに、中学生の記憶力を高くする方法を解説します。

たく先生
たく先生

現役の教員である僕が、ズバリ教えます!

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中学生が記憶力を高める方法

中学生の記憶力を高める方法は複数あり、それぞれ特徴があります。

  • 理解しながら覚える
  • 繰り返して覚える
  • 五感を使いながら覚える
  • 他の情報と結びつけて覚える
  • 覚えたことをアウトプットする

当然のことですが、中学生も10人いれば10人ともそれぞれ性格や特性が違うものです。

どの方法がお子さんに合うかは、中学生の記憶力を高める方法をそれぞれ実践してみないと分かりません。

まずは、記憶力について様々な面から基礎知識を身につけていきましょう。

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記憶力とは

記憶力と暗記力は似ていますが、別物です。

  • 記憶力・・・覚えたことを頭の中に保持する力
  • 暗記力・・・新しい情報を覚える力

勉強には記憶力も暗記力もどちらも必要ですが、重要度が高いのは「記憶力」になります。

記憶にはいくつかの種類があり、記憶の中でも代表的なものが次の2つです。

  1. 短期記憶
  2. 長期記憶

この2種類は漢字があらわす通り、頭の中に保持される期間で分けられます。

短期記憶と長期記憶は、それぞれの記憶のメカニズムが異なるので、保護者も短期記憶と長期記憶について理解しておいたほうがよいでしょう。

それぞれ、詳しくみていきましょう。

短期記憶とは

短期記憶(short-term memory)は短期間、頭の中に保持される記憶のことです。

例えば、授業の小テスト直前で漢字を10個覚えたとします。直前の暗記でなんとか小テストを乗り切れましたが、帰宅したら思い出せない・・・これが短期記憶になります。

忘れていると勘違いされがちですが、短期記憶は完全に脳から消去されてはいません。

脳の中には情報が残っているけど、その情報を「どこにしまったのか分からない状態」を指します。

また、短期記憶には「記憶できる情報の量に上限がある」という大きな特徴があります。

記憶できる情報の量には上限があるので、短期記憶を長期記憶に送れなければ短期記憶はどんどん忘れ去られていくんです・・・。

長期記憶とは

長期記憶(Long-term memory)は短期記憶が何度もくり返されることにより長期間、頭の中に保持される記憶のことです。

長期記憶は・・・

  • エピソード記憶・・・自伝的、社会的な出来事の記憶
  • 意味記憶・・・事実や言葉の意味などの知識としての記憶
  • 手続き記憶・・・体で覚えた記憶

の3つからなります。

短期記憶はしまっておいた情報の場所が分からない状態でしたが、長期記憶はいつでも取り出せる記憶を指します。

短期記憶を長期記憶に変える

脳の中にある海馬(かいば)という部分が、短期記憶の保存場所です。

海馬は短期記憶の保存だけでなく、短期記憶を長期記憶へ送るかの判断も行います。

  • 短期記憶として情報を保存
  • 短期記憶か長期記憶かを分類
  • 短期記憶を大脳(長期記憶の保存場所)へ

海馬によって「これは長期記憶にする」という判断がなされた短期記憶の情報は、長期記憶の保存場所である大脳へ送られます。そして、短期記憶を長期記憶に変えて頭の中に保持するわけです。

と言うわけで、中学生が勉強するにあたって最も大事なことは『短期記憶を長期記憶として定着させること』と言えます。

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記憶の3つの段階

次に、短期記憶を長期記憶として定着させるために「記憶の3段階」を押さえましょう。

  1. 暗記する(記銘)
  2. 長期記憶にする(保持)
  3. 思い出す(想起)

この3段階を意識して、インプットとアウトプットができるかがポイントです。

暗記する(記銘)

暗記(記銘)は、分散した方が効率的になると言う法則があります。

1時間ずっと英単語を暗記し続けるのは脳への負担が大きいです。暗記するときには、スキマ時間を活用したり、他の勉強(数学の問題演習など)の間に暗記学習を挟むのが効果的です。

次に、覚えた短期記憶を長期記憶にしましょう。

長期記憶に変える(保持)

脳の海馬では睡眠している間に記憶の整理が行われ、記憶の整理のことを「記憶の固定」と言います。

記憶の固定は、日中活動しながら得た多くの情報(学習や経験)が必要か不要か判断し、必要な情報を脳に定着させることを指します。

つまり、脳は睡眠中に短期記憶を長期記憶に変えているんです。

長期記憶に変える(保持)に有効なの方法が、寝る前にその日に覚えたことを見直すことです。

寝る時間になる頃には、日中活動しながら得た多くの情報は時間が経過しているせいでバラバラに散らばっていて組み合わせるのが困難な状態になっています。

ところが、寝る直前に頭に入ってきた情報はバラバラにならず、1カ所に集中しているのでスムーズに整理作業に入れます。

これらの理由から、睡眠中は新しい情報が入ってこないので、寝る直前に入った情報が長期記憶になりやすいことが分かります。

特に、起床時は脳の疲労が取れているので、睡眠前の情報をもう一度覚えなおすことで記憶が強化されます。

睡眠前と起床後にそれぞれの30分程度、同じ内容を覚えるようにするのが短期記憶を長期記憶に変えるのにベストな方法です。

思い出す(想起)

いくら長期記憶であっても、テストや高校受験の本番で思い出せなければ意味がありません。

思い出す(想起)力はストレスホルモンの量に左右されます。

テストや高校受験の本番のように、脳にストレスがかかる緊張状態では思い出す力が低下してしまいます。

そこで大事なことは、日頃から早く正確に思い出せるように鍛えておくことです。

具体的にはストップウォッチを使って、瞬間的に思い出す練習を日常的に行うのが良いでしょう。

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中学生に記憶力が必要な理由

2021年の新学習指導要領の改訂が中学生にとって、大きな変化を産んでいます。

暗記が必須であるものの中で代表的なものは、国語の漢字や英語の単語の暗記です。

国語の漢字で言うと、中学3年生終了時点でなんと『2,136字の常用漢字のほぼ全て』を暗記することになりました。

英語の英単語も同じ状況になっています。中学3年生終了時点でなんと『1600語~1800語もの大量の英単語』を暗記する必要があります。

このように中学生になると覚えること、さらには記憶しておかなければならない内容がめちゃくちゃ増えます。

言うまでもなく、社会や理科でも2021年の新学習指導要領の改訂で重要用語が激増しています。

暗記した内容は記憶してテストで答えられて初めて点数につながるものです。

高校に進学すれば、当然暗記する内容はさらに増えます。

記憶力がないと、テストでも高校受験でも戦うことすらできません・・・。

自分にピッタリな暗記法短期記憶を長期記憶に定着させる方法を知ることは、大きなアドバンテージを生みます。

短期記憶を長期記憶として定着させる方法として、中学生におすすめのものを紹介していきます。

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中学生が記憶力を高める方法を詳しく解説

中学生の記憶力を高める方法は複数あり、それぞれ特徴があります。

  • 理解しながら暗記する
  • 繰り返して暗記する
  • 五感を使いながら暗記する
  • 他の情報と結びつけて暗記する
  • 暗記したことをアウトプットする

特定の方法を強制するのは良くありません。

いろいろな方法を試して、子供にとって効果的な方法や覚えやすい方法を見つけるべきです。

それでは、中学生が記憶力を高める方法をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

理解しながら暗記する

勉強において覚えることは重要ですが、僕は丸暗記が嫌いです。

丸暗記した知識は短期記憶にしかならず、理解しながら暗記する方が効率良く記憶できます

理解しながら暗記する=「暗記する内容をきちんと理解したながら暗記する」でOKなのですが「関連した内容とセットで暗記する」という考え方も持ちましょう。

例えば、英単語を覚えるときには類義語、熟語、例文をセットで暗記するようにします。

関連した内容と一緒に暗記することで、思い出せる可能性が高い記憶にできます。つまり、単語だけを丸暗記するよりも長期記憶になる可能性が高くなります。

歴史的な出来事を覚える場合も同じです。年号と出来事を丸暗記するのではなく、起こった原因や関わった人物など関連する情報をセットで覚えるようにします。

覚えることが増えるので面倒に感じるかもしれませんが、関連した内容とセットで覚えることで長期記憶が得られるので実は暗記の効率は高くなります。

繰り返して暗記する

ヒトの脳は覚えた情報のすべてを記憶していくのではなく、重要でないと判断した情報(短期記憶)は時間の経過とともに忘れていきます。ヒトが忘れることは自然なことなんです。

一方で、ヒトの脳が重要であると判断した情報だけが短期記憶から長期記憶に変えられます。

自然に忘れてしまう記憶を維持する、つまり長期記憶に変えるために必要なことは何なのでしょうか?

自然に忘れてしまう記憶を維持するために必要なことは「繰り返す」ことです。

繰り返し勉強した情報は何度もインプットすることになります。脳には何度もインプットされると「必要な情報」と認識するようになります。

学校で習ったことをその日のうちに復習すると、脳に「大事な情報と思い込ませること」ができるので習ったことが長期記憶になりやいです。

かけ算九九を覚えた経験を思い出してください。何度も繰り返し覚えることで、短期記憶が長期記憶に変わったはずです。

ここで、おすすめの暗記法を紹介します。

新しく情報を暗記するときに、復習(すでに覚えた情報を思い出す作業)を同時に行う方法です。

理科用語を覚える場合を例に挙げて説明しましょう。

1日目に理科用語を10個暗記します。2日目には新しい理科用語を10個暗記し、1日目に覚えた理科用語を復習します。

おそらく、1日目に暗記した理科用語の中には、暗記できていない理科用語があるはずです。

3日目は新しい理科用語を10個覚え、2日目に覚えた理科用語と1日目に覚えきれていなかった理科用語を復習します。

このように・・・

  • 新しい理科用語を暗記する
  • 前日までに暗記した理科用語を復習する
  • 暗記できていなかった理科用語を再度暗記する

を一度に行うと長期記憶として残るようになります。

記憶力を高めるためには、何度も繰り返し暗記して長期記憶にしていく必要があるのです。

というわけで、直前に一夜漬けで暗記する勉強は非常に効率が悪いと言えます。

五感を使いながら暗記する

五感を使いながら暗記することも、記憶力を高めるのに効果的な方法です。

五感は・・・

  1. 視覚(見る)
  2. 聴覚(聴く)
  3. 味覚(味わう)
  4. 嗅覚(嗅ぐ)
  5. 触覚(皮膚で感じる)

のことで、勉強に関しては・・・

  • 視覚(見る)
  • 聴覚(聴く)
  • 触覚(皮膚で感じる)

の3つの感覚を使って勉強することが有効です。

読みながら暗記する

読みながら暗記する方法は、読むことで五感の「視覚」「聴覚」の2つの感覚を使って覚える状態をつくり出します。

読むという動作が脳を刺激する効果も期待できます。

中学生に読みながら暗記するときには、「暗記する情報をきちんと思考すること」が重要です。

単に読むだけでなくきちんと思考しながら、視覚と聴覚の2つの感覚を使って暗記することで長期記憶として残すことができます。

書きながら覚える

記憶力を高める方法として「書く」動作を取り入れるのも効果的です。

書きながら覚える方法は、書くことで五感の「視覚」「触覚」の2つの感覚を使って覚える状態になります。

この「書きながら覚える」方法の注意点は、書くことが目的になっては意味がないところです。

「書く」動作は手を動かすために覚えやすく、書いた情報が定着しやすくなります。ですが、あくまで覚えるために書くという動作は「覚えるための手段」であることを忘れてはいけません。

他の情報と結びつけて暗記する

他の情報と結びつけて暗記する方法は次の3つです。

  • 語呂合わせにして暗記する
  • ストーリーやイメージとして暗記する
  • 暗記したことをアウトプットする

それぞれ具体的な方法を解説していきましょう。

語呂合わせにして暗記する

語呂合わせを使って暗記する方法は一般的によく使われています。

語呂合わせは「覚えたい情報を別の情報と組み合わせる」方法です。

有名な語呂合わせは「いい国つくろう、鎌倉幕府」でしょうか。

脳の中で2つの異なる情報同士が結びつくことで、暗記のしやすさが格段に向上します。

中学生は覚えたい情報だけを丸暗記させるより、語呂合わせを使って面白おかしく暗記する方法がハマる場合が多いと思います。

もし、語呂合わせが難しいのであれば、好きな曲のメロディーに合わせて覚えたいことを替え歌にする方法も面白いです。

曲のリズムに結びつけることで、覚えた情報が思い出しやすくなります。流行の曲に敏感なので、替え歌にする方法が得意な中学生は多いはずです。

このように、別のことと関連付けをさせることで効率よく覚える方法が超おすすめです。

ストーリーやイメージとして暗記する

覚えたい情報をストーリーにする方法も覚えるのに有効な方法です。

1つ1つの情報をそれぞれ暗記するのではなく、頭の中にストーリーを描きながら暗記すると脳に情報が残りやすくなります。

ストーリーの中には、場所・時間といった情報を盛り込みながら覚えるのもいいでしょう。

ところで、文字情報ではすぐに覚えられないことが、イラストや図だとスッと暗記できたという経験はありませんか?

写真や動画などのイメージは、視覚に訴えるので文字情報よりも頭に残りやすいという特徴があります。

文字情報を自分で表や図、イラストなどのイメージを書くと効率よく覚えることができる中学生はかなり多いと思います。

文字情報を覚えたいときは、それと関連のあるイメージと組み合わせる工夫をしてみましょう。

暗記したことをアウトプットする

暗記したことをアウトプットすることで記憶として残りやすくなります。

アウトプット=暗記したことを他の人に伝えるです。

暗記したことを家族に話したり、家族同士で問題を出し合うなどアウトプットの方法はいろいろあります。

アウトプットするためには、伝えたい情報を暗記するだけでなく正しく理解しておく必要があります。

僕は教員という職業柄、授業で毎日理科に関する知識をアウトプットしています。プロでも事前に入念に準備をしておかないとスムーズに生徒に伝えることができません。

授業の内容などを正確に自分の言葉で説明できれば、「理解している」と言えます。

また、情報をアウトプットすることで「暗記していなかった情報」「理解できていなかった情報」が確認できるので、より記憶に残りやすくなります。

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中学生が記憶力を高める方法

中学生の記憶力を高める方法は複数あり、それぞれ特徴があります。

  • 理解しながら暗記する
  • 繰り返して暗記する
  • 五感を使いながら暗記する
  • 他の情報と結びつけて暗記する
  • 暗記したことをアウトプットする

A君に効果的な方法がB君にも効果的かは分かりません。

子供の性格や得意教科によって、どうしても向き不向きが生じます。

場合によっては・・・

  • 教科によって暗記する方法を変えること
  • 複数の暗記する方法を組み合わせること

も必要になるでしょう。

最初に触れた5つの力についてチェックしておきましょう。

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僕の記事が、お子さんの学力アップに役立てば幸いです。

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。

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