中学生の自由研究では「雲をつくる」というテーマは定番の1つです。
今回は、インパクトのある方法で大きな雲をつくる自由研究を提案します。
参考にしてください。
以下、信頼性のため自己紹介します!

雲のつくり方
ねらい
雲がどのようにできるかを、気圧・気温・湿度の変化と結び付けて理解する。
関係する分野
地学
難易度
【難易度の基準】
初級…
中級…
上級…
必要な時間
30分
準備物
雲をつくる実験の準備物は、次の通りです。
用具
- ポリ袋(厚さは0.1mm、水槽が入る大きさ)
- 布製のガムテープ
- 水槽
- 線香
- 風船
- カメラ
リンク
操作
雲のつくり方の手順は、次の通りです。
【操作1】ポリ袋の底を切り落とす。

【操作2】ポリ袋を水槽の上部を包むように巻き付けて、すき間なく粘着テープでとめる。

【操作3】水槽に少量のお湯を入れ、水槽の壁全体を濡らすように振る。

【操作4】水槽内に線香の煙を入れる。

【操作5】ポリ袋を握って引き上げたり、力をゆるめたりして、水槽内の様子をカメラで撮影する。

アレンジ
【操作2】の後に、水槽内の気圧と温度の変化を確認しておくと自由研究が高評価につながります。
(気圧の変化の調べ方)
気圧計を水槽の中に入れて、ポリ袋を強く握って上に引き上げる。

気圧計の代わりに風船を使っても良いでしょう。
※風船はふくらませた後、1週間くらい放置しておくと柔らかくなって変化が見やすくなります。
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(温度の変化の調べ方)
サーミスタ温度計を使って、ポリ袋を上に引き上げたときの水槽内の温度を測定すると実験データの信頼性が高まります。
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アドバイス
- 【操作2】で空気が漏れないようにポリ袋のたるみは折り込みましょう。
- 雲を作る実験は、ペットボトルを使っても可能。ありきたりな方法ではなく、水槽を使ってインパクトを残しましょう。
考察のポイント
- 【操作3】でお湯を使う理由を押さえましょう。
- 【操作4】で線香の煙を入れる理由を押さえましょう。
- 【操作5】で雲が出来る理由を、「気圧」と「気温」の変化に注目して考察しましょう。
- 雲以外に、身近に今回の自由研究の【操作5】で起こった現象があるので探してみるとポイントが高いでしょう。
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