高校受験当日の流れ「過ごし方、持ち物や服装、トラブル対処法を紹介」

当日の流れ
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高校受験当日には、合格を勝ち取るためにこれまでの努力の成果を発揮する必要があります。

高校受験当日は人生のターニングポイントになるわけですから、めちゃくちゃ緊張するはず。

備えあれば憂いなし。入念な準備をして、高校受験に100%集中しましょう。

この記事では、高校受験当日の過ごし方を解説します。

以下、信頼性のため自己紹介します!

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目次

高校受験当日の流れ

高校受験当日の起床から高校受験の試験開始までの流れです。

当日

高校受験当日に、起床から試験開始までの時間を予定通りに過ごせる受験生ってどれくらいいるのでしょうか?

トラブルが起こったり、ミスをすることを前提として用意しておけば、万が一の時にも落ち着いて対処することができます。

一番怖いのは、パニックになってメンタルに悪影響が出ることです。

ここからは、それぞれのスケジュールにおいて想定される「トラブルやミスに対する対応策」や「ワンポイントアドバイス」を解説していきます。

起床する

(6:00)

起床

脳が活発に動き始めるのは、起床からおよそ3時間後と言われています。

高校受験の試験開始の3時間前と考えると、9時前後が開始時刻である場合が多いので6時前の起床が良いでしょう。

早起きをすれば、朝の時間を余裕を持って過ごすことができ、時間の余裕は気持ちの余裕を生みます。

あまりにも早い時間に起きる必要はありませんが、高校受験の試験開始時刻から逆算して計画的に起床しましょう。

朝食を食べる

(6:30-7:00)

朝食

食事したものが栄養に変わり始めるのは、食後の2時間後になります。

高校受験の試験開始時刻が9時なら、6時半くらいに朝食をとるのがベストと言えます。

朝食の内容は、エネルギーに変わりやすい炭水化物を多く含む「ご飯・パン・麺」にしてください。

高校受験当日は牛乳・ヨーグルト、生野菜などのように「お腹を壊す恐れがある食品」は、徹底的に避けた方が無難です。

また、満腹感は試験中に眠気の原因になったりと集中力に悪影響を及ぼす恐れがあります。

1週間程度前から毎朝の朝食の内容や量をコントロールして、高校受験当日の朝を迎えると良いでしょう。

持ち物や服装をチェック

(7:15-7:30)

高校受験の開錠に持っていくべき持ち物は、次の12のアイテムです。

  1. 受験票
  2. 筆記用具
  3. 身分証明書
  4. 時計
  5. 現金
  6. スマートフォン(携帯電話)
  7. ハンカチ・ティッシュ
  8. 飲み物
  9. 上履き
  10. マスク
  11. 受験要項
  12. 復習に使う直前対策メモ

また、服装や身だしなみに関しても最終チェックを行いましょう。

▼身だしなみチェックリストはこちら↓

試験会場に向けて出発

(7:30) ※試験会場まで1時間かかる場合

出発

試験会場には、事前リハーサルや前日の移動方法の確認を行って余裕を持って出発するようにしましょう。

試験会場に移動する時間は通勤ラッシュの時間帯に重なるので、予定通りに移動できる可能性の方が少ないと考えておくべきです。

公共交通機関が遅れた場合も、時間に余裕があれば、慌てることなく対処ができます。

あまり早く到着すると、寒い中、開場まで外で待つことになっていまいます。

以上を踏まえて、試験会場には高校受験開始30分前に到着するように出発しましょう。

早めに教室に入って雰囲気に慣れておくと、実力を発揮しやすくなります。

試験会場に移動

(7:30-8:30)

移動

いくら準備しても、公共交通機関の乱れなどトラブルが起きるときには起きます。

トラブルが発生して遅刻しそうな場合は、すぐに志望校に連絡して指示に従ってください。

事前の連絡なく遅れた場合には、途中入室が認められないなど致命的なミスになってしまう危険性が高いです。

実際、僕の生徒に致し方ない理由で遅れたにも関わらず、連絡を志望校に入れなかったせいで試験開始10分後に到着して受験できなかったという事件がありました。

公共交通機関の遅延が起こった場合には、遅延証明書を発行してもらうなど対応が中学生には難しい場合もあります。

試験会場に到着するまでは、保護者と連絡をとれる体制を整えておくと良いでしょう。

志望校に到着

(8:30)

志望校に到着

志望校に到着したら、まずは受付です。

受付には受験票が必要になります。

もしも受験票が無い場合は動揺せず、自分の中学校の先生が来ていれば先生に相談しましょう。

そうでなければ、受付か近くにいる高校の先生に申し出て、再発行の手続きを行ってください。

受験票が無くてもマイナスにはなりません。早く対応をお願いして、試験に間に合うようにしましょう。

教室に到着

(8:40)

教室

教室に到着したら、2つやるべきことがあります。

  • 体温を調節
  • 集中力を研ぎすます

それぞれ、確認していきましょう。

体温を調節

教室に移動したら、自分の受験番号の席に座りましょう。

高校受験の当日に座ってみないと、廊下側で寒い座席なのか、暖房が当たって暑い席座なのか分かりません。

どの様な座席になっても、寒暖を調節できるように備えておくと安心です。

寒ければ厚着を、暑ければ上着を脱ぐなどして体温を調節しましょう。

集中力を研ぎすます

直前にチェックした内容が出題されたという話は、毎年必ずと言ってもいいほど聞く話です。

高校受験は合否の線引きをするための試験と言えます。

1点の差で天国にも地獄にもなるシビアな試験です。

最後の最後まであきらめない受験生は、運を味方につけることが出来るのだと思います。

たーまに、受験開始まで前後の友人と話をしていたり、ボーッとしている受験生を見ますが非常に印象が悪いです。

いよいよ始まる本番に向けて、集中力を極限まで研ぎすましましょう。

試験中の過ごし方

試験中

試験以降は、高校ごとに細かくスケジュールが決まっているので各学校の受験要項を見て、どの教科から何分間の試験なのかを確認してください。

ここからは、試験中の注意点を3つ解説していきます。

  • 不正行為を疑われる行動はしないように
  • 忘れ物をしたら?
  • 体調不良になったら?
  • 最後の最後まであきらめないことが大事

それぞれ詳しく見ていきましょう。

不正行為を疑われる行動はしないように

試験中はキョロキョロしないなど、中学校のテストで不成功になることは高校受験でも不正行為です。

試験開始10分前には、受験者に向けて放送による受験上の注意が行われます。

注意事項は適当に聞き流さず、きちんと聞きましょう。

受験する学校によって、受験上のルールに違いがあることが多いので、思い込みによる不正行為につながる危険性があるからです。

例えば、筆箱はカバンに入れるように注意があったにも関わらず筆箱を机の中に入れていて問題になったケースが挙げられます。

中学校ではOKなことが、高校受験でも許されるとは限りません。

不正行為は免れたとしても、指示を守らなかったことに対する印象は最悪です。

不利になる状況を招いたり、注意を受けることが無いようにしましょう。

忘れ物をしたら?

誰しも思わぬ忘れ物をしてしまうこともあり得ます。

コンパスや定規を筆箱に入れたはずなのに、入ってない…というパターンです。

忘れ物に気づいたら、次の試験が始まる前に近くにいる先生に相談をしましょう。

実は、受験生が忘れ物をしてしまうことを高校側は想定しています。

次の試験が始まってから申し出ると、試験官の先生は教室を離れることができなくなるので、忘れ物をした受験生に対する印象が悪くなってしまうのです。

早めの対応が吉です。休み時間には、次の教科を受ける準備をしてから休憩に入りましょう。

体調不良になったら?

試験中の緊張が原因で体調不良になる受験生は、毎年必ず出てくるものです。

寒い時期であることも影響してか、試験中の突然の腹痛をよく見かけます。

体調不良になった場合は、迷わず試験官に体調不良であることを伝えましょう。

高校受験において、体調不良を我慢することは美徳には絶対になりません。

緊張で体調を崩しやすい場合は、胃腸薬などを常備しておくのをおすすめします。

体調不良の時は迷わず、試験官に体調不良を伝えましょう。

最後の最後まであきらめないことが大事

高校受験は点数が全ての世界です。

高校受験ですから、簡単な問題ばかりが出題されるわけがありません。

難問を解くときに出来ないと思った問題を諦めずに、色々なアプローチをしていたら正解が出せたという経験が僕自身にも何度もあります。

最後の最後まであきらめない姿勢が、合格を決定づける要因になるかもしれません。

解答らんが白紙なら、間違いなく0点です。分からないからではなく、解答らんを埋める努力をしましょう。

試験官は試験を受ける様子もチェックしていることをお忘れなく。

試験中に、集中力が無く、うつ伏せで寝ている受験生を入学させたいという高校があったら見てみたいものです。

休み時間の過ごし方

休み時間

休み時間には、トイレを何よりも優先しましょう。

また、飲食が許されている場合には水分補給をするとよいでしょう。

休憩時間にやってはいけないことがあります。

終了した試験の点数が気になるのは、めちゃくちゃ分かりますが「友人と答え合わせ」をしてはいけません。

友人とする答え合わせには模範解答が無く、正確ではないため無意味です。

正確ではない答え合わせで自分の答えが間違っていると思い込むほどムダなことはありません。

今更、点数を変えられるわけではないし、不安な気持ちを抱えたまま次の教科の試験を受けると、解けるはずの問題まで解けなくなってしまいます。

終わった教科は済んだことだと割り切り、次の教科の対策に時間を使いましょう。

昼休みの過ごし方

昼休み

昼休みには、次の3つのことをやっておきましょう。

  • 昼食を食べる
    消化に良いおかずがたくさんのお弁当を食べて、栄養を補給しましょう。
  • リフレッシュする
    慣れない場所での高校受験でストレスを感じているはずなので、昼休み時間を使ってリフレッシュしましょう。友達と高校に入学したら何をするかなどのトークをするのがおすすめです。
  • 午後の準備をする
    午前中の試験が終わっても、昼休みをはさんで高校受験は続きます。
    午後の教科の対策や面接に向けて良く出る質問を確認するなどできることは多いです。

昼休みの過ごし方で、絶対にやってはいけないことがあります。

それは「態度が悪い」、「落ち着きがない」と見られるような行為をしないことです。

あり得ないと思う人が多いと思いますが、大声を出す、廊下を走り回るなどの行為はもちろんのことですが、「周りに迷惑となる行為」は絶対にしないようにしましょう。

実際にある生徒が独り言を言いながら勉強していたら、周りの生徒がうるさいから注意してくれと相談に来たケースもありました。他にも、受験生が校内の備品に触って破損したというケースも経験しています。

自分の中学校では当たり前のことが、志望校の先生から見たら違和感を感じる可能性があることを知っておくべきです。

「元気だなぁ」ではなく「落ち着きがないなぁ」と思われたら、印象が悪くなってしまいます。

面接時の過ごし方

面接が高校受験の中で行われる高校は多いです。

高校受験当日に面接の対策としてできることは、マナーの再確認と定番の質問に対する回答の確認くらいです。

▼高校受験の面接の対策はコチラをチェック↓

ここまできたら、最後は「自分らしさを発揮すること」が大事です。

自分らしさを発揮するために、頭の中で何度もシュミレーションしましょう。

帰宅後の注意点(家族向け)

帰宅後

志望校によっては、高校受験が2日間の日程で行われます。

2日目に向けて、家族ができることは次の2つです。

  • 落ち込んでいた時に対処する
  • 自己採点は避けるように指導

それぞれ紹介していきます。

落ち込んでいた時に対処する

1日目に自信のない教科があると、帰宅してからも気持ちが切り替えられずに落ち込む受験生がいます。

得意教科で上手く行かなった場合は、なおさら落ち込むことでしょう。

これは受験あるあるなのですが、お子さんだけができていないのではなく、難易度が高くて平均点が低かったというケースが多いです。

高校受験は毎年、難易度が上下するのが当たり前。

お子さんが悲観するほど、他の受験生と比べて大きな差はついていないことが多いのです。

落ち込んでいる受験生に平均点が低い可能性を伝えてあげるだけでも、気持ちが大きく変わります。

多くの受験生を見てきた経験から言わせてもらうと、失敗を引きずる受験生より気持ちの切り替えがうまい受験生の方が合格率が間違いなく高いです。

自己採点は避けるように指導

私立高校の場合は、ネットで解答の速報が流れることがあります。

公立高校の場合は、翌日の新聞に解答が掲載される地域が多いです。

まだ2日目を控えている場合は自己採点をさせてはいけません

高校受験の昼休みに友人との答え合わせを避けるべきといった理由と同じになります。

自己採点の結果が悪いと、2日目にプレッシャーを感じながら臨まないといけません。

悪い結果が悪い結果を生む、連鎖反応が起こったら最悪です。

正解が気になるのは痛いほど分かりますが、情報を保護者がコントロールして2日目に備えるお手伝いをしてあげてください。

高校受験当日の流れ

高校受験当日の過ごし方は如何でしたか?

当日

くり返しになりますが、トラブルやミスは起こると想定して行動すると心に余裕が持てるようになります。

高校受験の結果は「学力×メンタル」によって決まることを忘れないでください。

学力はこれまでの努力の成果によるところが大きいので長期間の準備が必要ですが、メンタルは短期間で誰でも整えることができます。

高校受験の試験会場で過ごす時間にも、事前に対策を行うことができるので「できることはすべてやった」という状態で高校受験に臨みましょう。

▼高校受験前日の過ごし方については以下の記事を参考にしてください。

→高校受験前日の過ごし方

この記事が、高校受験の成功に役立つことを祈っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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