高校受験前日の過ごし方「必要なもの・勉強法など9ステップで万全に」

前日の過ごし方
  • URLをコピーしました!

当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています

高校受験の前日は、心理的にも肉体的に向けた最終調整の場となります。

高校受験の前日の過ごし方を誤ると、本番で実力を発揮できなくなる危険性が高まります。

この記事では、「高校受験前日の過ごし方」について時系列で徹底的に解説します。

以下、信頼性のため自己紹介します!

[toc depth=3]

目次

高校受験前日の過ごし方

高校受験前日の帰宅後から就寝までの過ごし方を時系列で並べました。

前日のスケジュール

それぞれ詳しく見ていきましょう。

※時刻は1例です。

【ステップ1】必要なものをチェック

(17:00-17:30)

帰宅したら、高校受験の準備物をチェックしましょう。

帰宅したらすぐに行うことが大事です。

高校受験の準備物をリストにしました。

  1. 受験票
  2. 筆記用具
  3. 身分証明書
  4. 時計
  5. 現金
  6. スマートフォン(携帯電話)
  7. ハンカチ・ティッシュ
  8. 飲み物
  9. 上履き
  10. マスク
  11. 受験要項
  12. 復習に使う直前対策メモ

僕は高校受験1週間前に本番を見据えてリハーサルを行うことをおすすめしています。

リハーサルの際に不足しているものの準備は終えているはずなので、高校受験の準備物は揃っているはずです。

ここからは、準備物に関する注意点などを具体的に示します。

受験票

受験票は、受験者の身分を証明するために必要です。

雨で濡れたりカバンの中で折れ曲がらないよう、クリアファイルなどに挟んで保管すると良いと思います。

万が一忘れた場合は動揺せず、受付か試験会場の先生に申し出て、再発行の手続きを行いましょう。

これまで、受験票を忘れた受験生の担任をしてきましたが、受験票を忘れたことによって不合格になった生徒はいないので安心してください。

受験票忘れは必ず何人かはいるもので、高校側も想定しています。

落ち着いて、「できるだけ早く」受験票の再発行を申し出ることが大切です。

筆記用具

普段使い慣れている筆記用具を持っていきましょう。

筆記用具は鉛筆が基本です。シャープペンだと、故障のリスクが伴います。

メンタルが大事な高校受験で余計なリスクを抱えるのは間違っています。

鉛筆を5~6本は用意しておき、試験中に落としたり芯が折れても大丈夫なように備えてください。

身分証明書

万が一、受験票を忘れてしまい再発行が必要な時に提示を求められます。

受験票を失くすことはないとしても、落としたり、汚してしまうといった可能性もゼロではありません。

氏名や学校名が証明できなければ受験することができなくなる可能性があります。

念のため、学生証などの身分証明書を持参しましょう。

時計

試験会場には基本的に時計が用意されていますが、座席の配置によっては時計が見づらい可能性があります。

万が一に備えて腕時計を携帯し、試験中に残り時間を確認できるようにしておくと安心です。

ただし、計算機能がある、通信ができるスマートウォッチなどの不正行為が疑われるタイプの時計は許可されません。

用意するのが文字盤のみのシンプルな腕時計なら、間違いなく問題ナシでしょう。

現金

不測の事態が起こったときに対応できるよう、現金を持参しましょう。

交通費、飲み物、文房具(鉛筆や消しゴムを忘れたときのため)が購入できる程度でOKです。

スマートフォン(携帯電話)

公共交通機関の遅延が原因の遅刻のときなど、中学校や高校へ連絡をしたい時に持っていると便利です。

試験会場に入ったら、必ず電源は切ってください。

ハンカチ・ティッシュ

ハンカチ・ティッシュは持っておくべきアイテムです。

高校受験では、いつどこで志望校の先生に見られているか分からないので、エチケットを守ることが重要になります。

ハンカチやティッシュは持っていないと困るアイテムなので、いざという時のために持っておきましょう。

雨天の日なら、タオルを持参すると更に良いと思います。

飲み物

試験中にのどが渇いて集中力が低下する受験生は意外と多いです。

高校受験の時期は寒いだけでなく、乾燥する時期なので水分補給を侮ってはいけません。

休み時間中に水分補給を行いましょう。

飲み物の中身はあったかい飲み物で良いのですが、お茶にはトイレが近くなる成分が含まれているので、早め早めにトイレに行くように心がけてください。

上履き

会場によっては土足禁止の場合もあるので、志望校の受験要項を確認しておきましょう。

足元を冷やさないためにも上履きを持参すると便利です。

マスク

受験生に対し、マスクの着用を義務付けている会場が大半です。

普段自分がつけ慣れているサイズ・形状のマスクを用意しておきましょう。

使い慣れたタイプでないと、ズレが気になったりして試験に集中できなくなる可能性があります。

受験要項

受験要項は、試験当日のスケジュールを確認したくなったときに重宝します。

時間を読み違えると、大変な事態に陥ってしまうことがあるので注意が必要です。

スケジュール以外にも、大事なこと(注意点や配点)が書かれているなど資料として役に立つので忘れないようにしましょう。

復習に使う直前対策メモ

意外と試験会場に到着してから時間を持て余すこともあります。

試験直前や休み時間などのスキマ時間で復習に使う直前対策メモを持参してください。

忘れやすい用語などを書いた直前対策メモをおすすめしたいところですが、使い慣れた一問一答などを持っていくでも良いでしょう。

必要に応じて追加しておくべきもの

高校受験で必要に応じて追加しておくべきものも確認しておきましょう。

メガネ

メガネをしている人はもちろんですが、普段コンタクトレンズをしている場合もメガネを持参しましょう。

授業中にしかメガネをしていない場合は、不要な気がしますが持参すべきです。

試験会場で座席が後方になった場合など、あらゆるリスクに備えておくことが重要になります。

常備薬がある場合は、忘れずに持参してください。

常備薬以外にも、使い慣れた頭痛薬や胃腸薬もあれば体調不良の時に安心です。

試験のときは保健室もありますが、普段と違う薬を服用するのは不安なので、薬は持参するようにしましょう。

防寒グッズ

高校受験は寒い時期に行われます。

カイロやひざかけなどの防寒グッズを用意しておきましょう。

お手軽な防寒対策として、あったかい飲み物もおすすめです。

折り畳み傘

当日の朝の天候チェックは忘れずに行いましょう。

天気予報が微妙な時は、もしもの時のために「折りたたみ傘」をカバンに入れておくと安心です。

路線図・時刻表

路線図は公共交通機関を使って会場までの行く場合、現在地を確認するのに役立ちます。

高校受験当日に乗り遅れてしまった場合、時刻表があると試験会場に到着する時間が予想できます。

予想がたてば、適切な対応ができるはずです。

万が一の時に動揺してしまい、動揺が高校受験に悪影響を及ぼすことがあってはいけません。

路線図や時刻表は事前に用意しておきましょう。

お守り

高校受験当日は、誰も緊張から逃れることはできません。

お守りは精神的な支えになります。

僕も高校受験、大学受験のときはお守りを持参していました。

高校受験の日には、神様の力も借りちゃいましょう。

予備の靴下

会場が寒い場合は靴下の重ね履きが有効です。

雨や雪で、試験会場の移動中に靴下が濡れたら、予備の靴下があると役立ちます。

クリアファイル

クリアファイルに入れると受験票や問題用紙が折り曲がるのを防ぐことができます。

ヘアゴム

女子の場合ですが、試験中に長い髪が気になって集中力が低下するかも知れません。

失くした時のためにも、ヘアゴムをポケットやポーチに入れておくといいでしょう。

【ステップ2】高校受験前日の勉強

(17:30-19:00)

高校受験前日の勉強

高校受験前日の勉強のポイントは、次の4つです。

  • 当たり前の勉強を当たり前にする
  • 勉強はシンプルでOK
  • 得意科目で気持ちよく終わる
  • これまでの努力と向き合う

大事かことを多く書いたので、しっかりと確認してください。

当たり前の勉強を当たり前にする

まずは、これまで当たり前にやってきた勉強をしましょう。

高校受験の勉強をしていれば、1日の勉強中で最初に取り書かかる準備運動的な内容や毎日10個の英単語の暗記など当たり前にやる勉強が確立されているはずです。

高校受験の前日だからと言って、特別な勉強をする必要はありません。

基本的には、いつもと同じ勉強から始めましょう。

勉強はシンプルでOK

当たり前の勉強が終わったら、翌日に向けて最後の追い込み…といきたい所ですが、高校受験前日の勉強はシンプルでOKです。

くり返しになりますが、特別な勉強は必要ありません。

前日に新しいことを勉強するのはもちろん、過去問対策や難しい問題を解くのは避けましょう。

解けるか分からない問題にチャレンジする段階ではないですし、万が一解けなかった場合のダメージが大きいからです。

簡単な問題を解くというシンプルなスタイルで勉強をしましょう。勉強時間の目安は1時間半程度で良いと思います。

得意科目で気持ちよく終わる

高校受験前日に不安やわだかまりを残して勉強を終えるのは避けたいところです。

翌日の高校受験本番を気持ちよく迎えるために、前日の勉強のラストは「得意教科」にしましょう。

受験前日の勉強は得意教科で締めくくり、翌日に向けて良い感覚を残したまま勉強を終えるのがベストです。

これまでの努力と向き合う

高校受験では「メンタル」が大きく影響します。

数多くの受験生を見てきて、「学力×メンタル」が結果に出ると確信しています。

学力が10あっても、メンタルが0.1しかなければ10×0.1=「1」しか実力を発揮できません。

学力が5しかなくても、メンタルで2発揮できれば…あら不思議。5×2=「10」が実力になります。

最後の最後にメンタルを支えるのは『自信』で、自信は「結果や努力」からしか芽生えません。

高校受験前日はメンタルを良い状況にするために、自己肯定やポジティブな思考を心がけることを意識しましょう。

僕が自信を得るために、高校受験前日にやってほしいことは「これまでの努力と向き合う」作業になります。

高校受験前日の夜は、机の上に置いてある苦楽を共にした参考書やノートを眺めながら、これまでの受験勉強のことを振り返ってください。

努力は裏切りません。「これだけ努力してきたんだから、上手くいかない理由がない」と思える受験生が本番で実力を張ってきできない理由が見当たりません!

【ステップ3】夕食をとる

(19:00-19:30)

夕食を取る

高校受験前日ということで、ストレスや不安が原因で食欲がなくなる受験生は多いです。

ストレスや不安が原因で食欲がない状態で食事をするときには注意が必要になります。

受験に「勝つ」というゲン担ぎから「トンカツ」を食べる習慣がありますが、おすすめできません。

油分を多く含む食べ物は、胃に負担をかける恐れがあります。

「ご飯・パン・餅・うどん」といったエネルギー源になって、消化のよい食べ物を食べるようにしてください。

食欲がないからと言って、高校受験前日に何も食べないのは良くありません。

一度に食事をとるのではなく、数回に分けて食事をとるなど工夫するようにしましょう。

これほど食事にこだわるのは、高校受験が終わるまで十分です。高校受験が終われば、お子さんの大好物をガッツリご馳走してください。

【ステップ4】移動方法の確認

(19:30-19:45)

移動方法の確認

まずは、翌日の天候を天気予報で確認するところから始めましょう。

高校受験の時期は、天候次第で交通が混乱することも多いです。

天候によっては、予定より早めに出発する必要も出てくるかも知れません。

試験会場になる高校が自宅から近い場合はそんなに気を遣う必要がありませんが、距離が遠い場合には事前に移動に必要なおおよその時間を確認しておくことが大事です。

公共交通機関を使用する場合の注意点

移動方法がいつもと違う場合は、注意が必要です。

自転車なら道順を確認しておけばOKですが、公共交通機関を使用する場合は次の4点を確認しておきましょう。

  • 乗り換えがあるときは、乗り換え場所
  • 受験会場に最寄りの駅と改札口
  • 最寄駅から受験会場までの行き方
  • 受験会場付近のコンビニやトイレの場所の確認

また、公共交通機関の遅延等で間に合わないときに備えて、中学校や高校の電話番号は控えておきましょう。

【ステップ5】制服のメンテナンス

(19:45-20:00)

メンテナンス

制服のクリーニングは、高校受験の1週間前には済ませておくことをおすすめします。

ボタンのほつれなど制服のチェックもクリーニング前にしておくと良いでしょう。

前日には、メンテナンスとしてアイロンがけなどをしてください。

制服は高校受験のときの「勝負服」です。

気持ちが身だしなみに現れると言われますが、見方を変えれば「身だしなみを整えることによって気持ちが高まる」とも言えます。

制服のメンテナンスをして、心もメンテナンスしておきましょう。

【ステップ6】入浴であったまる

(20:00-20:45)

入浴

お風呂で体をあたためるのも、心身をリラックスさせるのに有効な方法です。

すでに勉強を終えているので、緊張感を維持する必要はありません。

ぬるめのお湯にゆっくり浸かって疲労を回復しましょう。

好きな香りの入浴剤を使って、リラックス効果を高めるのもおすすめです。

風邪をひかないように気を付けてくださいね。

【ステップ7】最終チェック

(20:45-21:00)

基本的に、高校受験の準備は1週間前から計画的に進めておくことが前提です。

前日準備は帰宅したらすぐにするようにし、夜寝る前に再度チェックすればダブルチェックが完了となります。

高校受験の準備は意外と手間がかかります。当日の朝から準備をするのは論外です。

準備が万全なら、不安を感じることなく、当日の朝を気持ちよく迎えられるでしょう。

体温調節を甘く見るな

高校受験のときは、教室には暖房が付いています。

暖房がついていますが、座席が窓側だったり、通路側だと試験中に寒くなる可能性があります。
 
防寒対策として、カイロなどの防寒グッズを持参するべきです。

防寒対策が要らなかったのであれば、それに越したことはありません。

カイロは下着に貼ると、試験会場で取り外すのが難しくなります。

カイロは、ポケットの中など外しやすい場所に貼っておくと良いでしょう。

また、日中は日当たりの良い座席だと暑さを感じるかも知れません。衣服を脱いだり着たりすることでで体温調節ができるように準備しておくことが大事です。

体温調節を甘く見ることなく、万全の体制で試験会場に向かってください。

【ステップ8】リラックスタイム

(21:00-22:00)

リラックスタイム

最終チェックが終われば、あとは就寝です。

スムーズに睡眠に入るためのキーワードは「リラックス」になります。

スムーズに睡眠に入るコツを2つ紹介しましょう。

  • 適度な運動をする
    • ストレッチなど適度な運動をして、心身をリラックスさせることが重要です。
  • 心を落ち着かせる
    • 読書をしたり、クラシックやナチュラルサウンドを聴くなどして、心を落ち着かせるのも良いでしょう。
      ※ノリの良い音楽をかけてしまうと、興奮してしまうのでクラシックやナチュラルサウンドを挙げましたが落ち着くのであればお気に入りの音楽でOKです。

また、部屋を暗く、静かにすることもスムーズに睡眠に入るために効果的です。

寝る時間の1時間前を目安に、部屋をうす暗くしておくと良いでしょう。

やってはいけないこと

睡眠の前にゲームする、マンガを読む、スマホで動画鑑賞やSNSをするのは避けましょう。

人間は興奮するとなかなか寝付けなくなってしまうので、ゲームやマンガはおすすめしません。

また、スマホからの画面から出るブルーライトは、睡眠に必要なメラトニンの分泌を抑制します。

ラトニンの分泌を抑制以外にも、スマホを使用することで友人との間で余計なトラブルが発生する危険性は避けるべきです。

高校受験の前日だけは、ゲーム・マンガやスマホは我慢しましょう。

【ステップ9】睡眠をしっかり取る

(22:00-)

睡眠

高校受験前日は夜更かしはしないでください。

高校受験前日に、徹夜するなどもってのほかです。

高校受験が明日に迫っている中、勉強できる内容と試験当日の睡眠不足を比べたらマイナスの方が大きくなることは火を見るより明らかですよね?

睡眠をしっかり取って、コンディションを整える方が点数アップにつながります。

眠れなくても大丈夫

高校受験に向けて勉強を頑張ってきた受験生ほど、受験前日には高校受験本番のことを考えすぎて、なかなか眠れないこともあるようです。

眠れないからといって焦る必要は全くありません。

実は、眠らずとも目を閉じているだけで疲労は回復するからです。

リラックスできる環境で目を閉じていれば、自然と眠りにつくことが出来るでしょう。

高校受験前日の過ごし方

高校受験前日の帰宅後から就寝までの過ごし方を時系列で並べました。

前日のスケジュール

あくまで例ですが、高校受験前日の過ごし方で本番当日のコンディションが変わることは間違いありません。

正直言って、高校受験前日には勉強よりもメンタルのケアを重視した方が良い結果が出ることが多いです。

心配のタネを無くして、リラックスした状態で睡眠が取れれれば言うことはありません。

▼高校受験直前の対策については以下の記事を参考にしてください。

この記事が、高校受験の成功に役立つことを祈っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次