高校受験の面接で評価が悪い受験生には…
- 身だしなみが良くない
- マナーが良くない
- 質疑応答の回答が良くない
3つの特徴があります。
この記事では「高校受験のときの身だしなみ」について詳しく解説していきます。
以下は僕の自己紹介です。
身だしなみは人柄をあらわす
高校受験の面接官は、真っ先に『身だしなみ』をチェックします。
制服の着こなし方には人柄があらわれると考えているからです。
もちろん、面接本番の時には受験生が気合を入れて準備してくることは分かっています。
とはいえ、眉毛を剃っているなど直前の対応では隠し切れない身だしなみの乱れについては、1人の受験生を何十人の先生が代わる代わるチェックするので絶対に見逃しません。
地毛が茶色の受験生は、医者の診断書を提出するなどの対応が必要になってくる場合もあるくらいですから甘く見てはいけません。
【男子】理想的な身だしなみ
高校受験の面接における、男子のキーワードは「清潔」と「中学生らしさ」の2つです。
高校受験の面接における、男子の理想的な身だしなみをチェックしていきましょう。
髪型
髪の色はいじらずに、清潔感のある髪形にしてください。
長髪は避けて、短髪でも整髪剤を使わずにナチュラルな髪形で臨みましょう。
上半身
シャツはアイロンをかけておきましょう。
制服のボタンは全部留め、制服にネクタイがある場合はビシッと締めるように。
ズボンからシャツが出ているのが最悪なので、絶対にシャツが出ないように対策を。
下半身
ズボンにもシャツと同じく、アイロンをかけ、折り目をつけておきましょう。
ベルトは指定されているシンプルなデザインのものを使ってください。
△ひげ
ひげを剃っていないことが大きなマイナスにはなりませんが、剃っておくことで清潔感を高まるでしょう。
【女子】理想的な身だしなみ
高校受験の面接における、女子のキーワードは「清潔」と「清楚さ」の2つです。
高校受験の面接における、女子の理想的な身だしなみをチェックしていきましょう。
髪型
高校受験だからと言って、髪形を変える必要性は全くありません。いつも通りのナチュラルなスタイルでOKです。
前髪は目にかからない長さに切ってください。前髪が長いと、面接のときに礼をする度に前髪が垂れるのを面接官が気にする可能性があるので、ピンなどで留めておくべきでしょう。
髪留めやヘアゴムは、黒、紺、茶などシンプルな色のものを使ってください。
上半身
シャツはアイロンをかけましょう。
制服のボタンは全部留め、制服にリボンなどがある場合は形を整えて見栄えを良くしておくと良いです。
下半身
スカートにもシャツと同じく、アイロンをかけてシワを無くしておきましょう。
スカートは丈の長さが重要で、膝にかかるくらいの長さがベストです。
×化粧
高校の校則で禁止されていることを高校受験でやったら、マイナスにしかなりません。
教員は匂いに敏感です。
男女共通で気をつけたいこと
爪
高校受験では、手元もかなり見られています。
爪は短く切っておきましょう。
マニキュアも×です。
歯
マスクをするのが当然の時代になりましたが、爪と同じく歯の美しさも清潔感には欠かせない要素です。
歯をきれいに磨きましょう。
足元
靴には人柄がモロにあらわれます。型崩れしていない靴を履きましょう。
新品は靴擦れが起こる可能性があるので、履き慣れた靴が無難です。
靴は前日にピカピカに磨いておきましょう。
靴下は学校指定のものが原則で、ない場合は白、黒、紺などシンプルな色のものを履いてください。
装飾品
アクセサリー類はすべて外しましょう。
当然ながら、ピアスはNGです。
ミサンガなど後輩からの贈り物でも外してから高校受験に臨みましょう。
カバン
カバンは特別に指示がない限り、学校指定のものを持っていきましょう。
受験会場で見つけやすいように小さめのキーホルダーをつけておくと良いと思います。
※複数ついている場合は1つだけにし、大きい装飾のついたデザインのキーホルダーは避けましょう。
×香水
香水をつけるなどは論外で、自ら不合格にしてくださいと言っているようなものです。
繰り返しになりますが、教員はにおいに敏感です。
身だしなみチェックリスト一覧
身だしなみのチェックリストは、次の20項目になります。
【髪】 | |
□ 1 | 髪が茶髪やパーマではないか |
□ 2 | 寝癖が無く、清潔感のある髪型か |
□ 3 | 前髪が目にかかっていないか |
□ 4 | 髪留めやヘアゴムが派手過ぎないか |
【上半身】 | |
□ 5 | 制服やブレザー、ネクタイやリボン は汚れていないか |
□ 6 | 制服やブレザー、ネクタイやリボン にシワがないか |
□ 7 | シャツにアイロンをかけたか |
□ 8 | ボタンを全部とめているか |
□ 9 | シャツが出ていないか |
【下半身】 | |
□ 10 | ベルトはしているか(男子) |
□ 11 | スカート丈は短くないか(女子) |
【靴】 | |
□ 12 | 靴下の色は派手すぎないか |
□ 13 | 靴を磨いたか |
【その他】 | |
□ 14 | 眉毛を剃っていないか |
□ 15 | 化粧をしていないか(女子) |
□ 16 | ひげを剃っているか(男子) |
□ 17 | 爪を短く切っているか |
□ 18 | 歯はキレイか |
□ 19 | 装飾品を外したか |
□ 20 | カバンの目印のチェック |
以上20項目を、高校受験の面接が行われる1週間前までには用意しておくべきです。
一度準備しておけば、必要な時間や手間が分かるので本番前に慌てることが無くなるでしょう。
散髪とクリーニングはタイミングに要注意
例年、高校受験の直前になって慌てて準備をする受験生がいます。
特に注意したいのが「散髪」と「クリーニング」です。
散髪
散髪は…
- 行きつけのお店が休みだった
- イメージと違う髪形になった
というトラブルが起こるとも限りません。
急な休みになってしまったときや、髪形を修正してもらう必要が出たときのために高校受験2週間前までには髪形を整えておきましょう。
クリーニング
クリーニングでは…
- 制服のクリーニングは仕上がりが遅くて間に合わなかった
- 受け取りに行くことが出来ず、高校受験当日に制服が手元にない
といったトラブルが起こったことがあります。
制服は予備があれば良いですが、中学3年生になるとサイズが変わっても買い替えるのに躊躇してしまうでしょう。
クリーニングは高校受験の1週間前に済ませて、当日まで制服を汚さないように過ごしてください。
トラブルを防ぐために
散髪や制服のクリーニングなどを高校受験の直前に行うと、失敗した際に取り返しがつきません。
散髪や制服のメンテナンス(裾や袖口がほつれていないか、ボタンが取れかかっていないかなど)はおそくとも1週間前には済ませておきましょう。
他にも眉毛など他の身だしなみが乱れている場合には、回復するのに時間がかかります。
高校受験本番前に取り返しがつかないという事態を避けるためにも、早め早めに対処してください。
【高校受験の面接】身だしなみ20のチェックリスト
この記事では、男女別の「面接のときの理想的な身だしなみ」から「身だしなみのチェックリスト」まで解説してきました。
高校受験の身だしなみで注意したいことは、直前に準備をすると間に合わない項目になります。
高校受験の本番の直前で慌てることが無いように、計画的に準備をしておきたいものです。
▼高校受験の面接の対策はコチラをチェック↓
→【STEP2】身だしなみチェックリスト(今はココ)
学校でも担任など関係の先生が面接の対策を行ってくれると思いますが、先生の数に対して生徒の数が多いこともあり面接の練習が多い学校は少ないはずです。
学校での面接対策だけでは十分じゃないときは、自宅で面接の練習を行う必要があります。
自宅で面接の練習を行う方法やチェック項目が知りたい場合はコチラの記事を読めばスッキリ解決できます。
この記事が高校受験の面接に役立つことを祈っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。