集中力のない中学生が勉強で不利になるので…..

集中力を高める方法が知りたい…
と悩む保護者は尽きません。
中学校で働いていると、集中力の差で成績が大きく変わるのを何度も何度も見てきたので、集中力を高める方法が知りたいという悩み、めちゃくちゃ分かります。
集中することは中学生にとってはかなり負担の大きいので、どうすれば集中力を高められるのかは誰だって知りたいはずです。
以下、信頼性のため自己紹介します!

集中力を高める方法
集中力は『勉強に意識を向け続ける力』です。
集中力を高める方法は、次の10項目になります。
- 勉強する場所を変える
- 勉強する時間帯を変更する
- 勉強する時の服装を整える
- 勉強前のルーティーンをつくる
- 時間割でメリハリをつける
- 勉強する教科を変化させる
- インプット学習×アウトプット学習
- マルチタスクは禁止
- 睡眠不足を解消する
- 食事は腹八分目
1つ1つを確認することで、中学生の集中力は間違いなく高まるはずです。
それでは、詳しく解説していきます。
集中力に悪影響を与える3要素

集中力は高めることと、勉強中にキープすることの2つが大事になります。
中学生の集中力に悪影響を与える3要素を探っていきましょう。
落ち着かない学習環境
学習環境は、集中力に大きく影響します。
スマホやマンガなど、気が散ってしまうものを近くに置いて勉強するのは論外です。
勉強に集中できない場合は…
- 室温が高すぎる・低すぎる
- 周囲の雑音が気になる
などの問題が起こっています。
場所以外にも勉強する時間が生活スタイルに合っていないと、集中力を高めて勉強することができません。
落ち着かない学習環境は、集中力に悪影響を与えます。
ダラダラと長い勉強時間
一般的に中学生はどのくらいの時間、集中力を保てるのでしょうか?
実は、中学生の集中力の平均持続時間は本来20分〜30分程度と言われています。
人間は長い時間同じことをしていると、飽きてしまい集中力をキープできません。
集中力がキープできない中学生は…
- 同じ教科ばかりを勉強し続ける
- 休憩をとらずに勉強している
などの問題を抱えています。
ダラダラと長い勉強時間は、集中力に悪影響を与えます。
生活リズムの乱れ
集中力を発揮するためには、規則正しい生活が重要なカギになります。
毎日、ある程度決まった時間に勉強する習慣がある中学生は集中力が高い傾向にあることからも、生活リズムの重要度は高いです。
深夜までスマホを触っているせいで睡眠不足の中学生は、眠くて集中できるわけがありません。
忙しさから食事の時間が不規則だったり、栄養が偏った食事ばかりをしている中学生も集中力に欠けることが多いです。
生活リズムの乱れも、集中力が続かない原因になります。
集中力を高める10の方法を詳しく解説

中学生の集中力の平均持続時間は本来20分〜30分程度と言われており、集中力は15分周期で上下しています。
中学生の集中力には個人差がありますが、集中力を高める方法はあります。
- 勉強する場所を変える
- 勉強する時間帯を変更する
- 勉強する時の服装を整える
- 勉強前のルーティーンをつくる
- 時間割でメリハリをつける
- 勉強する教科を変化させる
- インプット学習×アウトプット学習
- マルチタスクは禁止
- 睡眠不足を解消する
- 食事は腹八分目
それでは、集中力を高める10の方法を紹介しましょう。
勉強する場所を変える

お子さんは自分の部屋の机で集中して勉強できているでしょうか?
集中力を高めるためには、自然と「集中力が高まる環境に身を置く」必要があります。
集中力を高めるのに最適な場所は、図書館と考える方が多そうです。確かに静かだから集中力を高めるのに最適な場所ですが、他にも集中力を高めるのに最適な場所と言える理由があります。
図書館なら、集中力が高い人に囲まれながら勉強することができます。
学校の自習時間に集中力が高まるのも同じ理由です。先生やクラスメイトの目があるので緊張感があって勉強が捗るというわけです。
最近は保護者が家事などをしながら、リビングルームで勉強する子供を見守れる「リビング学習」が注目されています。
自分の部屋では集中しにくいなら、勉強場所を変えて集中力が高くなるように工夫する維持すると良いでしょう。
勉強場所だけでなく、変えると効果が期待できる要素が「視界に入る色」です。集中力を高める色の代表例は青色になります。
機会があれば模様替えの際に、カーテンの色に青色を取り入れてみると集中力を高める効果が期待できますよ。
勉強する時間帯を変更する

勉強する場所の工夫や時間割の導入と併せて、試してほしいのが勉強する時間帯の変更です。
中学生は帰宅後~就寝するまで(夜)に勉強するのが一般的ですが、朝型の勉強法にも一度チャレンジしてみることをおすすめします。
毎日2時間の勉強時間を確保したいのであれば、起床を2時間早めるのもアリだと思います。
朝は頭がスッキリしているので、朝の方が勉強のときに集中力が高まる中学生が多いです。
また、夜の勉強中には友人からの連絡がきていないかとスマホが気になって勉強に集中するのが難しい状況になりがちです。
早朝からスマホに連絡が来ることはほぼないでしょうから、朝型の勉強ならめちゃくちゃ集中できるでしょう。
勉強する時の服装を整える
自宅学習くらいは、気楽にやりたいと考える中学生は多いです。
誰にも見られないのだから、ラフな服装で勉強しようという考え方は理解できます。
ですが、ラフすぎる服装だと緊張感が無くなります。
緊張感のない学習状況では、集中力は高まりません。それどころか、緊張感のない学習状況は集中力の低下の原因になります。
休日にパジャマのまま着替えずに勉強すると、ベッドの上でゴロゴロしたくなります。大人だってそうなんですから。
緊張感は集中力を高める要因になります。
ビシッとした服装に着替えて、「今から集中するぞ!」と気合いを入れるようにしたいものです。
勉強前のルーティーンをつくる
ルーティンは「決まり事」と言う意味の言葉です。
同じ決まり事を習慣化すれば、安定して集中力を発揮できる状態をつくることができます。
ルーティンで有名なのは、イチロー選手がバッターボックスに入る前に行っていた素振りやラグビーの五郎丸歩選手のキック前の動きですね。
僕も勉強を始める前のルーティーンを大事にしています。
僕の場合は「好きなアーティストのミュージックビデオを鑑賞すること」です。
世代がバレそうですが、B’zのミュージックビデオを2曲鑑賞しています。
ミュージックビデオの鑑賞によってテンションを一気に上げることで、勉強モードへの切り替えをしています。
※部活をしている中学生なら、部活中の自分のベストプレイ集も良いかも知れません。
別に大掛かりなものでなくてもOKで、ガッツポーズをするだったり、手をパンと叩くなど勉強と休みで別の動きを取り入れて毎回同じ動きをするようにしましょう。
イチロー選手や五郎丸選手のように、勉強を始める前に「ルーティン=必ずやること」を決めて学習にとりかかれば集中力が高められるはずです。
時間割でメリハリをつける

勉強を始めたら、集中力を維持するためには時間の使い方がポイントになります。
時間の使い方で一番避けたいのが、ダラダラと勉強することです。
集中力を維持するためには、「勉強時間と休憩時間のメリハリをつけること」が大切になります。
ダラダラ勉強することをやめるのに一番効果的な方法は時間割です。
その日に勉強することを決めたら、終わるまでの目標時間を決めて勉強に取り組みます。20:30~21:00までは数学、21:00~22:00まで英語というように、時間割をつくってから勉強を始めるイメージです。
また、時間割の導入とセットでおすすめしたいことがあります。
それは「タイマーの活用」です。タイマーを使えば終了時間が音で分かるので、勉強時間にメリハリをつけやすくなります。学校でもチャイムがあるおかげで、勉強時間と休憩時間のメリハリをつけられているはずです。
実は、ダラダラ勉強するよりも、タイマーを使って時間を区切って勉強した方が疲れにくいです。
勉強する教科を変化させる
勉強する教科の順番を工夫すると、勉強で集中力を高められます。
お子さんは、〇〇の理由で理科から勉強を始めるというように「意図」をもって勉強する教科を決めていますか?
集中力の低い中学生はなんとなく勉強する教科を決めていますが、なんとなく勉強する教科を決めるのは非常にもったいないことなんです。
実は中学校で習う教科は『右脳系教科』と『左脳系教科』に分かれています。
右脳系教科と左脳系教科
まずは、右脳と左脳の特徴を確認しましょう。
特徴 | |
右脳 | ・「イメージする力」や記憶力に優れている。 ・創造的・感覚的なことが得意。 |
左脳 | ・「言語能力」や計算能力に優れている。 ・論理的な分野が得意。 |
右脳と左脳の特徴を踏まえると、右脳系教科と左脳系教科は次のようになります。
右脳系教科 | 国語、英語 |
左脳系教科 | 数学、理科 |
右脳系教科と左脳系教科を特性を勉強に生かせば、勉強の集中力を高めることができます。
最初に取り掛かるべきは得意科目?苦手科目?
勉強で集中力を高めたいとき、最初に取り掛かるべきは得意科目と苦手科目のどちらでしょうか?
「得意な教科」から取り掛かることをおすすめします。
得意な教科から勉強する理由は、モチベーションを高めるためです。
※僕の場合、得意科目は理科です。
理科は左脳系教科なので、理科の次は国語や英語などの右脳系の教科に取り組むようにします。
右脳系教科の後に左脳系教科を勉強すれば、左脳と右脳を交互に刺激するので、飽きずに勉強できます。
実際、国語が得意教科の生徒が「国語→数学→英語」の順に学習したところ、効果は抜群でテストの点数がアップしました。
インプット学習×アウトプット学習
「聞く」、「書く」、「読む」、「話す」の4つの技能を大きく2つに分けてくださいと言われたらどう分けますか?
僕は次のように分けます。
- インプット学習・・・「聞く」、「読む」
- アウトプット学習・・・「書く」、「話す」
「聞くだけ」や「見る(読む)だけ」というインプット学習は勉強ができない生徒によく見られる傾向です。
「聞く」や「読む」というインプット学習に「書く」や「話す」というアウトプット学習を同時にすると集中力がアップします。
例えば、読みながら書くなら、視覚と聴覚と触覚を使って勉強することができます。
インプットとアウトプットを同時にする勉強法は、集中力を高める方法としては超効果的です。
マルチタスクは禁止
集中力を高めるためには、1つのことに集中して取り組む必要があります。
昔から、テレビを見ながらなど「ながら勉強」はダメと言われてきましたよね?
複数のことを同時に行うことをマルチタスクと言うのですが、中学生は勉強するときには絶対にマルチタスクは禁止です。
英語の宿題で英単語の暗記と数学の問題の解答を同時に行ったら、どちらも中途半端にしか集中力を発揮できません。
勉強でも今から30分は「数学だけに集中する30分」、「暗記を徹底的にする30分」と1つのことに集中して取り組むことで、集中力を最大にして勉強できるようになるんです。
睡眠不足を解消する

中学生が勉強に集中するために、絶対に避けなければならないことが睡眠不足です。
睡眠不足は大幅な集中力の低下を引き起こします。
中学生は本当に忙しい日々を過ごしています。疲れているし、時間が無いけどやりたいことは省きたくない。その結果、睡眠時間が減るという悪い流れが起こります。
眠くて集中できない場合は無理をしても集中力は低下するだけなので、睡眠不足を解消しましょう。
勉強をしていて集中力が途切れたときにも、睡眠は抜群の効果を発揮します。
テスト前など早めの就寝が難しい場合は、15分の仮眠をとると頭がスッキリして集中できるようになります。
※15分が最も仮眠の効果が高まる時間とされています。
睡眠不足のときは仮眠で睡眠不足を解消して、集中力を常に高い状態に保ちましょう。
食事は腹八分目
勉強ではたくさんのエネルギーを消費するので、空腹状態だとエネルギーが切れて集中力が維持できなくなります。
集中力を維持するためには「食事とり方」も重要です。
栄養の豊富な食事は脳のはたらきを活発にします。
食事のとり方で気を付けたいのが食事の量です。
食事は腹八分目にとどめると、集中力が高まりやすくなります。
満腹状態では頭がボーッとしてたり、疲労から睡魔に襲われてしまいうので集中力が高まりません。
集中力をキープする7つのコツ
集中力が高めること以上に、集中力をキープすることの方が大変です。
そこで、集中力をキープする7つのコツを紹介します。
- 誘惑物は手が届かないところに
- 周囲の音をコントロールする
- 室温を整える
- 香りを利用する
- 正しい姿勢で勉強する
- 休憩時間を有効活用する
- 間食をとる
それぞれ、くわしく見ていきましょう。
誘惑物は手が届かないところに

勉強中のお子さんに関する保護者の一番の悩みは「スマホなどの誘惑物をどうするか」ではないでしょうか?
僕も正直、手元にスマホがあったら勉強に100%集中できる自信がありません。漫画が手に届くところに合ったら、なんとなく読み始めてしまいます。
勉強に取り組むときには、スマホやマンガなどの誘惑物は視界に入らないようにするようにしましょう。
お子さんが子ども部屋など目の行き届かない場所で勉強するなら、誘惑物は保護者が管理するようにしてください。
スマホを保護者が管理する間、お子さんはスマホを使っての連絡がタイムリーにできません。あらかじめ「この時間帯は返信できない」ということを連絡相手に伝えておくと良いでしょう。
誘惑物は手が届かないところ置かないと、勉強するときに集中力をキープできるはずがありません。
周囲の音をコントロールする
静かな環境で落ち着いた雰囲気の中、勉強することは非常に有益です。
勉強に最適な場所として代表的なのは「図書館」や誰もいない「放課後の教室」でしょう。
とはいえ、図書館と同じように勉強に集中できる環境は簡単には見つからないものです。
そこで、周囲の音をコントロールして集中できる環境を作る方法を提案します。
耳栓を使う
今は従来のシリコン製だけでなく、最近はデジタル式で遮音効果が高い耳栓も販売されています。
音を耳栓で遮断できれば、周囲の環境を気にすることなく集中力をキープできるようになります。
周囲の音が気になって集中力が維持できないのであれば、耳栓を試してみましょう。
集中できる音楽を流す
耳栓は音をシャットアウトする方法です。人によっては静かな環境よりも音楽が流れている環境の方が集中しやすい場合があります。
集中できる音楽とはどんな音楽を想像しますか?
カフェなどで流れている歌詞のない音楽というイメージが湧くのではないでしょうか?
YouTubeなどで集中できる音楽などと検索すれば簡単に聞くことができます。
音楽を流しながらでも勉強に集中できるか、一度試してみましょう。
室温を整える

勉強する場所の「室温」に気を配れると集中力を高めることができます。
暑すぎる、寒すぎる場所では集中力に影響が出ます。
空調を上手に利用しながら、快適な室温で勉強することを心がけましょう。
室温が高めに設定されていると、ぼーっとして集中力をキープできません。
室温は少し低めの24℃くらいに設定するのがおすすめです。
こまめに換気する、冬場は湿度を保つために加湿するなどの工夫も忘れずに行いましょう。
室温の調整をはじめとして体調管理がきちんとできる中学生は、受験の時に成績が崩れにくい傾向があります。
香りを利用する
集中力をキープする方法で、僕が実践している方法を紹介します。
お気に入りの香りや心地よいと感じる香りの利用です。
香りを生む方法にはいろいろあります。
- お香
- アロマキャンドル
- アロマオイル
- ルームフレグランス
などがあります。
僕のオススメはシトラス系の香で、香りには副交感神経の働きを促進する効果があるので、心身ともにリフレッシュして集中力がキープできるでしょう。
正しい姿勢で勉強する

姿勢は集中力に大きく関係します。
授業中に肘をついていたり、足をのばす…悪い姿勢で勉強する中学生の成績が良いと思いますか?
悪い姿勢で勉強する中学生は集中力をキープできません。
背筋を伸ばした正しい姿勢で勉強するだけで集中力を維持できる時間が増えます。
今すぐお子さんが正しい姿勢で勉強しているか確認しましょう。
休憩時間を有効活用する
休憩時間を有効活用するためにおすすめなのが「瞑想」と「適度な運動」です。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
瞑想してリラックスする
集中力をキープするのに効果的で、休憩時間に簡単にできるのが「瞑想」です。
瞑想の手順は…
- 椅子に座って両足を少し開きます。
- 背筋を伸ばして両手は手のひらを上に向けて置きます。
- 3分間、目を閉じて気持ちを落ち着けます。
瞑想をするときに意識するべきことは、空気をゆっくりと鼻から吸い、ゆっくりと口から吐くことです。
休憩時間に瞑想をしてリラックスすることで、集中力をキープしましょう。
適度な運動でリフレッシュする
室内での勉強では息が詰まるので、適度な運動でリフレッシュするのも集中力のキープに効果的です。
散歩やストレッチといった適度な運動は体内の血流をアップさせるので、頭がスッキリします。
適度な運動は僕自身も行うリフレッシュ方法で「家の近くの散歩」や「リラックスできる音楽を流しながらのストレッチ」をしています。
集中力が途切れてきたと感じたら、休憩時間を利用して10分くらい適度な運動をするのがおすすめです。
休憩時間に適度な運動をしてリフレッシュすることで、集中力をキープしましょう。
間食をとる

もしも、小腹が空いた場合には、休憩時間に間食をとるのが効果的です。
咀嚼すると目が覚めるので、間食にはリフレッシュ効果も期待できます。
人はブドウ糖が不足すると疲れを感じやすくなるので、集中力を高めるためには消費したブドウ糖を補給する必要があります。
ブドウ糖を補給するための間食として、おすすめなのが……
- バナナ
- チョコレート
の2つです。
バナナとチョコレートは糖分が豊富で、少量でもエネルギー補給効果が抜群です。消化にも良いので間食に向いていると言えます。
食べ物に限らず、ココアなどの飲み物でもブドウ糖を補給することができます。
ブドウ糖にはエネルギー補給以外に「記憶力を高める効果」や「眠気を覚ます効果」があります。
休憩時間にブドウ糖で上手にエネルギーを補給し、集中力をキープしましょう。
【注意】メンタルの状態も集中力に影響する
集中力にはメンタルの状態も大きく影響します。
大人だって、仕事や友人とのトラブルなどがあると気になって集中できないということが起こります。
中学生なら、学校で嫌なことがあったりするとメンタル的に不安定な状態になって集中力が高まらなかったり、キープできなくなります。
お子さんの様子がおかしいと感じたら、集中力が無いことを責めるのではなく、やさしく声をかけてあげるようにしましょう。
集中力アップに効く2つの習慣
定期テストや高校受験で好成績を取るために集中力が必要であることは言うまでもありません。
特に高校受験本番でトップギアで問題を解くために、普段から集中力を高める努力が必要です。
最後に、集中力アップに効く2つの習慣を紹介しましょう。
毎日のイメージトレーニング
メンタルトレーニングの技法の一つで、なりたい自分の姿を想像することを「イメージトレーニング」と言います。
なりたい自分の姿を潜在意識に刷り込むことで、集中力が発揮しやすい状態を作れるようになります。
イメージトレーニングは、すぐに効果が出るものではありません。
イメージトレーニングを毎日「継続すること」がとても大切です。
短時間でもいいので、毎日のイメージトレーニングを習慣化し、集中力を高めましょう。
ポジティブなセルフトーク
集中力を高める練習方法のもう1つは「ポジティブなセルフトークをすること」です。
セルフトークは自分で自分に語りかけることを言います。独り言みたいですが、ちょっと違います笑
セルフトークで自分に語り掛ける言葉は「ポジティブな言葉」です。
ポジティブな言葉を使ったセルフトークは、感情や行動に良い影響を与えます。
ポジティブな言葉を使ったセルフトークは心や体をリラックスさせるので、自信を生み出したり、集中力を高めます。
一方、ネガティブなセルフトークは不安や恐怖を増やす効果を引き起こすので、自信や集中力を失ってしまいます・・・。
ポジティブな言葉を使ったセルフトークで、集中力を高めるようにしましょう。
集中力を高める10の方法
集中力を高める方法は、次の10項目でした。
- 勉強する場所を変える
- 勉強する時間帯を変更する
- 勉強する時の服装を整える
- 勉強前のルーティーンをつくる
- 時間割でメリハリをつける
- 勉強する教科を変化させる
- インプット学習×アウトプット学習
- マルチタスクは禁止
- 睡眠不足を解消する
- 食事は腹八分目
以上の10項目を全てクリアすれば、強力な集中力が身につくはずです。
▼集中力以外に重要な力も併せてチェックしておきましょう↓
勉強の基本は集中力です。この記事を役立てて、集中力を身につける中学生が1人でも増えることを祈っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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